ボロボロになった人へ – リリー・フランキー

ゴメンなさい。リリー・フランキーてばどちらかと言うと色物で、小説やエッセイも内容よりも話題性だけなのかと思っていました。・・・が、しかし、この考えは大きく間違っていたと思い知らされました。この短編集は小気味よく読書できて素直に面白いです。

二十億光年の孤独

私は意外と詩が好きなようです。

というのも、ブクログを始めるにあたって自分の本棚を覗いていたら、意外なほどに「詩集」たるものが数多く存在していたのです。(ブクログはまだまだ蔵書を登録中)でも、その事実を以てあらためて納得。詩集や戯曲の類はなんというか、リズミカルで読んでいると心地良いですし、読後の余韻というか、考えるひとときが楽しいですからね。

偏に詩集と言っても情緒的なもの、哲学的なものなど数多く存在しますが、私が敬愛する谷川俊太郎氏はシンプルだけど、とても深い言葉を紡ぎ出します。

その谷川氏の原点とも言える処女作品が初の文庫化です。

読書強化週間

別に、そんな大したことじゃないんだけど、思うところもあって読書をしてエネルギーを蓄え中。アウトプットばかりしていちゃあ燃料切れになりますからね。そんなわけで現在こちらの本を読んでいるところです。

その他にもiPhoneで太宰治の「グッド・バイ」を読みました。こちらは読了してビックリ、巻末に「未完」の文字が!!(笑)面白い話なんだけどなぁ。勿体ない。

ニーチェの言葉

「ツァラトゥストラはかく語りき」を読もうと思ってニーチェの著作を調べていたら、こんな本が出ていました。超訳ということで現代的な味付けはされていますが、それでいてとても心に響く言葉たち。哲学?そんなのは難しすぎると思ってる人におすすめの一冊です。

とても気に入った言葉を少しだけ紹介

少しも悔いの無い生き方を

今この人生を、もう一度そっくりくり返してもかまわないという生き方をしてみよ

一緒に生きていくこと

一緒に黙っていることは素敵だもっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ
二人以上で、一緒にいて、同じ体験をし、ともに感動をし、泣き笑いをし、同じ時間を共に生きて行くのは、とても素晴らしいことだ

人に恥じるような生き方をせず、常に自分を見つめ、絶えず進んで行くこと。そして大切な人を愛すること。それが大切なんですよね。

変わる価値―変わりつつある価値

昨年、GGGにインスタレーション展を見に行いったのですが展示内容が少々物足りなかったので著書を購入、正月にゆっくりと読みました。

著名なデザイナーとの対談をベースにした内容ですが、印刷現場を幼少の頃から見てきた北川さんの体験談から紡がれるデザイン思想はユニークですが共感出来ることが多かったです。ネガティブでもポジティブでもなく、つねに自分を客観的に見続けることができる精神力。コンマ何ミリという精度を求められる現場を知っているからこそ出来るゆるい表現。「デザインとは努力だ」と言う北川さんの言葉がよくわかった一冊でした。

谷川俊太郎質問箱が届く

到着したのはだいぶ前のことです。

ソファーで毛布に包まりながら。天気の良い日は窓際のフローリングに寝転びながら。あるいは苦めのコーヒーを何度もおかわりしつつ。

この本はお気に入りのスタイルでゆるりと読むに限ります。

読者と谷川さんのほのぼのとしたやりとりに思わずにこりとしてしまいます。そういえば、谷川さんに質問した人でこんな人もいました。可愛いですね。

ヘッセ詩集

学生の頃に読んだときはさほど印象に残らなかったヘッセの詩。改めて読むと、その奥深さに感嘆。最近は小説しか読まないので抒情詩がなんだか新鮮です。まだ全編を読んでいませんが、少しずつじっくりと楽しむのが良さそうです。

谷川俊太郎質問箱

ほぼ日ストアで販売されている「谷川俊太郎質問箱」を注文しました。

公募で集まった読者からの悩みや相談に谷川さんが答えてくれるコーナーが書籍化されたものです。ときには厳しく、ときには優しい谷川さんの温かい言葉が素敵です。

※注文したら、ほぼ日スタッフが3/1まで研修旅行とのことで、発送業務がお休みらしく到着に時間がかかりそうです:)

おつまみ横丁

最近は脱ビールです。

焼酎をロックでちびちびと。べ、べつにダイエットとかしてるんじゃないからね!ビールだとすぐにお腹いっぱいになってしまうので。。。秋の夜長に読書でもしながら、焼酎とおつまみでも楽しもうと画策しております(^^)やっぱり焼酎は芋に限りますね。銘柄はあんまりこだわりないですが、佐藤の黒とかいいですね。