iTunes Match、とっても便利ですねぇ!出先でも自分の音楽ライブラリにフルアクセス。Apple TVも母艦のパソコンが起動していなくても音楽の再生が可能となって、クラウドサービスの便利さを時間している最中です。また、Genius Mixなどにより音楽の再発見もあって楽しいですね。
さて、いまは快適なiTunes Matchですが、日本でのサービスローンチ時にはサービスに群がった人々の影響もあり、マッチング処理に遅延があったのではないかと推察されます。日本語のサポートドキュメントの充実なども含めて、Appleの準備ももう少し努力が必要だったかもしれませんね。しかし、数万曲のデータの中にはやはりマッチングに不適切なものが含まれている場合も少なくなく、また、通信環境も含めたユーザーサイドのマターもあると思いますので、それらをまとめてみます。
曲のデータについて
- 無音ファイルなど特殊な音源(一時退避でマッチング率UP)
- 長時間の楽曲ファイル(一時退避でマッチング率UP)
- 語学学習など音声教材のファイル(一時退避でマッチング率UP)
- 低ビットレート(256kbpsに再RIPでマッチング率UP)
- 過去にRIPした曲の破損(再RIPでマッチング率UP)
- すでに廃盤になったもの(見つからない、当時と違うCDDB?)
環境について
- プロバイダの帯域制限(帯域制限に引っかかってしまった→これ意外に多いかも)
- 無線LAN環境下(有線だとアップロードが進むようになった)
- 他社クラウドサービス(オフにするとアップロードが進むようになった)
- パソコンのOS(XPなどで処理中にクラッシュ頻発?)
ステップ1〜2で問題だと思われる場合は曲のデータを、ステップ3で問題だと思われる場合は環境についても一度チェックをしてみると良いと思います。(もちろん、ステップ3で曲のデータに問題もある場合もあると思います)
問題のあるファイルの一時退避
一時退避は、一度iTunesマッチをオンにした後だと残ってしまう場合もありますので、オーディオブックにする、削除するなどしてみると良いです。単にチェックボックを外すだけだとダメですね。あと、iTunes Matchのオンオフが意外と有効ですが、ローカルファイルのキャッシュが残ってしまう場合もあるので、オプションキーを押しながらオフにして、再度オンにしてみてください。
複数のApple ID利用は注意が必要
あとひとつ、あまりいないと思われますが、iTunes Matchを申込み後、利用しようとしているメインのパソコンでiTunesのApple IDを別IDに切り替えてしまうとiTunes MatchとApple IDの90日間のヒモ付がロックされてしまい、もともと利用したかったApple IDでiTunes Matchが利用できなくなりますのでご注意ください。
そんなわけで、解決の一助になることを期待して、まとめてみました。一度、iTunes Matchでクラウド化すると大切な音楽ファイルのバックアップにもなりますし、視聴スタイルも大きく変わってくると思います。今後、Appleもクラウド化を推進していくと思いますしね!
それでは、楽しい音楽ライフをお楽しみください!