藝祭2016行ってきました

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今年も藝祭に行ってきました。今年のタイトルは「応答せよ 応答せよ」。80年代風のポップなポスターが目印です。入り口付近には恒例の藝祭みこしがディスプレイされています。この神輿は毎年、一年生が作るらしいけど、モチーフの選定や神輿としての造形を考えて製作する過程が楽しそう。発泡スチロールがベースになっているので削る作業は大変そう。。。

とにかく藝祭はよく歩きます。キャンパスは広いし、階段の昇降が多い。エレベーターがあったら、迷わず活用した方が良いと思います。iPhoneのトラッキングによると大体16,000歩くらい歩き、ビルにして19階分ぐらいを登ったと記録されていて驚いた。実際、足がパンパンになる。でも、作品を見ている間に、階段の踊り場や教室から覗く上野公園の豊かな自然と、その背景に広がる都会とがレイヤーとして重なる風光明媚な景色が素晴らしくて心癒されます。

毎年同じようなこと言うけど、表現者たる学生たちの自由で奔放な作品は本当に素晴らしくて、創作のエネルギーを感じる。難解な作品が多数だが、プレゼンボードもしっかりと用意されたプロ顔負けのコンセプチャルな作品もあったりする。あと、セルフプロデュースというか、自分をキャラクターとして前面に出している人が多いと思った。この辺が他の美大生とはちょっと違うような気がする。

上野恩寵公園の噴水広場から藝大までの道には学生たちがアクセサリーや器などを販売する露店が並び、多くの人で賑わっています。お客さんとやりとりする学生さんたちの初々しい姿は見ていて楽しいです。将来大物になる人の作品が売られているかも!?

というわけで、今年も藝祭楽しかったです。自身の創作意欲というか、良い刺激になって仕事のモチベーションが上がるのは間違いないです。本当は音楽学部のクラシカルなコンサートも見たいのだけど、相当な行列なので時間のあるときにゆっくり楽しみたいと思います。

PARIS オートクチュール展を見る

日曜日、美容院の帰りに三菱美術館にて開催している「PARISオートクチュール展」を見てきました。ファッションは好きだけれど、オートクチュールの世界は有名なメゾンの名前を知っている程度。どんな歴史があって、どんな作品が生まれてきたのかなんて、ほとんど知らなかった。展覧会では19世紀後半にパリで始まった高級仕立て服の歴史を、ドレスや小物などの130点にも及ぶ展示によって紹介。

刺繍や羽細工など世界最高峰の職人技術はすごいですね。その精巧さに思わず溜め息。クリスチャンラクロアなどのイブニングドレスは素人が見ても感動する荘厳な美しさだった。

一部写真撮影が許可されているエリアがあったの撮影してきました。(暗い部屋でフラッシュ撮影禁止なので画像が悪いです)

・PARIS オートクチュール—世界に一つだけの服(5/22まで)

http://mimt.jp/paris-hc/

 

Underworldの新アルバム、TOMATOの25周年企画展など。

Underworldの6年ぶりのアルバム「Barbara Barbara」が発売になりました。皆さんはもう買いましたか?私はすでにヘビロテ中ですが、相変わらずのオシャンティなサウンドが最高ですね。アルバムのアートワークはイギリスのデザイン集団「TOMATO」が手がけているのですが、土曜日に渋谷のパルコPART1で開催されているTOMATOの25周年記念展「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY」を見に行ってきました。なんとジョン・ワーウィックのライブパフォーマンスやってました。デザイン・タイポ好きな人にオススメです。

展示会の後は渋谷のロフトをちょっと覗いてから神南エリアをブラブラ。渋谷ファッションウィークとかやってました。ジャックスペードのお店ではインストアライブでジャズを演奏していて素敵な昼下がりでしたね。その後は学生の時の友達と昼間から飲み会でした。あいかわずのまったりとした会でしたが楽しかったなー。

武蔵美の卒制展に行ってきました

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本日は娘を連れて武蔵野美術大学の卒制展に行ってきました。朝、かなり冷たい風が吹いていたのでちょっただけ気持ちが滅入りましたが、午後からは次第に穏やかになり暖かくなったので良かったです。そして、前回は遅めのランチで品切れが多かった反省をふまえ、今回は到着してすぐに学食でランチをすませてからじっくりと卒制展を閲覧しました。

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「藝祭2014」に行ってきました

昨日は、娘が高校の学園祭で軽音部のライブに出演するということで、朝イチで見に行き、娘の演奏を見届けてから、その足で東京藝術大学の「藝祭2014」に行ってきました。

藝大のキャンパスは上野恩賜公園に隣接した場所にあります。この辺りは歴史のある建築物も多くて、ゆったりとした時の流れを感じさせます。生い茂る緑と、噴水のある大広場などがあって、いつ来ても気持ちがよいです。こういう場所で学生時代を過ごすのは羨ましいですね。

というわけで、時間もあったので、じっくりと作品を見て回りました。さすが国内でも屈指の美術大学の作品とだけあって、どの作品も面白かった。作者の内なる表現・カタマリのような作品を見ると楽しい。一見すると、虚無的な表現の中にも、何かすごいエネルギーを感じる。作っている人の没入してる感が伝わるとわくわくします。そこがアートを感じる醍醐味というか。

本当は娘も連れて来たかったけど、学園祭と被ってしまっていたので、自分が撮影した写真を見せてあげようと思う。若い人が見るともっと刺激的なんだろうな。

来年また来ようと思います。

「ゴー・ビトゥイーンズ展」を見てきました

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異なる文化、現実と想像、大人と子ども、
あらゆる境界を行き来する子どもたちが放つ「生きるちから」

19世紀後半のニューヨークで貧しい移民の暮らしを取材した写真家ジェイコブ・A・リースは、英語が不自由な両親の橋渡しとしてさまざまな用務をこなす移民の子どもたちを「ゴー・ビトゥイーンズ(媒介者)」と呼びました。
本展は、異なる文化の間、現実と想像の世界の間など、さまざまな境界を自由に行き来する子どもの性質に注目し、子どもの視点を通して世界を展望しようとする試みです。世界各国の優れたアーティスト26組の作品に表れる子どものイメージを通して、社会で起こっているさまざまな事象に注目し、政治、文化、家族など子どもを取り巻く環境と、彼らが直面する諸問題に目を向けます。さらに、遊びや夢、記憶などをキーワードに、大人の常識や伝統の枠組みにとらわれない子どもの創造性と、その多様な感覚に迫ります。
環境に翻弄される存在であると同時に、行き詰まった情況の突破口ともなり得る子どもの潜在能力は、未来への鍵となることでしょう。境界を超える子どもの姿を通して、より多様な価値が共存する、新たな世界への可能性を探ります。

昨日は墓参りの帰りに、六本木は森美術館にて開催していた「ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界」を見てきました。

展示内容はジェイコブ・A・リース、ルイス・W・ハインといった、フォトジャーナリズムの草分け的な写真家が撮影した19世紀末〜20世紀初頭のアメリカの移民の子どもたちの様子を収めた写真展示をはじめ、現代のアーティストによる子供をイメージした、写真・アート・インスタレーション作品展とのこと。

まず、率直に感想をのべると、今回の展示会については自分の予想とは全く異なるものでありました。というのも、見ている途中で強い違和感を感じてしまったのです。

それは、「こどもを通して見る世界」ではなく、完全に「大人を通して見る世界」だと思えてしまったから。社会問題に絡めながらも、子供が強く生きるメッセージを発信していたり、世界の子どもたちの創造性を伝える内容だと思っていたのだけど、ちょっと偏見になってしまいますが、アーティストにありがちなペシミズムが漂っています。

完全に、大人が伝えたいことになってしまっているなと感じてしまいました。ジャーナリズムなのか、社会風刺なのか。展示の内容、構成のちぐはぐさが気になります。大人のバイアスによって、子供の自由で奔放な世界がどこか歪んだものに見えてしまうのは残念です。もちろん、作品それぞれの表現は素晴らしいものですし、そういった趣旨を最初から理解してみるとまた違った感想も出てくるのかもしれないですが。

子供の集まる夏休み、親御さんもこの展示会のタイトルに反応して見に行かれる人も多いとは思うけど、お子さん連れで見るには少し難解すぎるのではないでしょうか。もちろん、世の中の問題を取り上げることも、アートでどんな表現をするのも結構なのですが、「こども」というタイトルをつけることの重たさを感じてほしい、そう思いました。

ゴー・ビトゥイーンズ展:こどもを通して見る世界

 http://www.mori.art.museum/contents/go_betweens/about/index.html

 

六本木・国展・アウグスビール

昨日は、「国展」を見に六本木・新国立新美術館へ。ちょっと風は強かったですが、爽やかな晴空で過ごしやすかったですね。

第88回 国展

毎年、国展を見に行っていますが、ご常連(会員)の作品が多いためか、この人の作品は去年もあったなとか、記憶がフラッシュバックすることが多く、妙な親しみと安心感があります。(悪く言うとマンネリ?)もちろん、素晴らしい大作、新たな発見も数多くあり、見終えたあとには、日々仕事で吐き出すばかり想像力が満たされるのです。

アウグスビアクラブ

国展のあとは六本木ヒルズ方面へ。窯焼きピッツアのお店でランチ。アウグスビールで喉を潤し、シラスをトッピングしたアツアツのマルゲリータピッツアを食す。そして、スズキのムニエルのトマトソースがけ。どれも美味しかった。二人で行ったけど席を広くしてくれたり、お勧めビールのテイスティングもあったり、お店の人の接客は大変良かったです。

六本木ヒルズ

腹ごなしに、六本木ヒルズ周辺をぶらぶらと散策。以前、クライアントのオフィスが有ったので、何度も来ていましたが、暫く振りに来てみれば週末にも関わらず閑散とした雰囲気。テナントもだいぶ入れ替わったと聞きます。ミッドタウンと比べると高級志向が強いお店ばかりなので、セレブリティや外国の観光客がターゲットなのでしょうか。次に来たときはグランドハイアットのオープンテラスでランチしたいですね。

 

六本木・5美大展

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昨日は、六本木にある国立新美術館にて開催されていた「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」を見に行ってきました。(5美大とは=多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部、武蔵野美術大学です)

2フロアの展示会場を全部見終えるのに、だいたい4時間くらいかかったでしょうか。さすがに見終えた頃にはちょっと疲れてしまいましたが、学生の若いエネルギーに溢れた絵画や彫刻、インスタレーション作品の数々は観ていて楽しかったです。自己表現だったり、時代を切り取ってみたり。色々ありました。個人的に多摩美が面白い作品が多いように感じた。女子美は振り切れた作品が多かった。

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ランチは、ベトナム料理。トムヤムクンとチキンカレー。久々にトムヤムクン食べたけど、スープはそれほど辛くもなく、ほどよい酸味で、レモングラスとパクチーの香味がきいていて美味しかったです。

その後は、ミッドタウンでトラヤカフェや、ディーン・アンド・デルーカなどの食料品店などをぶらぶらと見ながら散歩して帰りました。

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