東京デザイナーズウィーク2006

昨日は「東京デザイナーズウィーク」に行ってきました。時間もなかったのでショップ巡りはせずに神宮外苑中央会場の「100%DESIGN」だけを見てきました。

今年のCasa BRUTUS Cafe@SELANの目玉は伊東豊雄、テレンス・コンラン、吉岡徳仁が考案したどんぶりメニュー「デザdon」だそうです。伊東豊雄のイベリコ豚を使用した丼「トヨオ丼」に非常に心惹かれましたが昨年同様に混雑していたのであきらめました。それにしても、どんぶり一杯の値段が1,800円ってどうなのよ!?って思ったのは僕だけではないはず…。

100%DESIGNの会場入口でエコバッグなるものが販売されていました。500円でペットボトルをリサイクルしたバッグを購入し、国内(外?)有名デザイナーがデザインしたスタンプを自由に押して自分だけのバッグを作るそうです。(佐藤可士和さんのデザインしたスタンプもありました)

I.D.E.A Internationalやデザイナープロダクトがその場でかえるマーケット、屋外のコンテナ展(企業×デザイナーのコラボ)などを足早に見てまわりましたが、今年もユニークなデザイン満載で楽しかったです。iPod関連の製品も多く展示されていました。

マーケットで新日本軍手というところでお洒落なデザインの軍手を購入しました。これで野良仕事もバッチリですね。

それにしても、この季節の外苑のイチョウ並木は本当にいい感じです。木漏れ日の差し込む並木道の落ち着いた雰囲気に心が癒されました。

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TAKEO PAPER SHOW 2006

青山のスパイラルホールで開催されている「TAKEO PAPER SHOW 2006」に行ってきました。「紙のバランス、人のアンバランス」をテーマに、1Fでは実際に使われている紙製品・紙ビジネスの使用例が展示。3Fでは有名デザイナーやアートディレクターが紙の「パリパリ」「ふんわり」「スケスケ」「ツルツル」「ザラザラ」という素材感をキーワードに、仮想の企業を設定しパッケージや紙器製品などユニークな視点から表現していました。

今回参加しているクリエイター

  • 石井博文 JTデザインセンター/アートディレクター
  • 川路ヨウセイ + 首藤玲子 パッケージデザイナー
  • 菊地敦己 ブルーマーク アートディレクター/グラフィックデザイナー
  • 久保 悟 アートディレクター/グラフィックデザイナー
  • 近藤康夫 インテリアアーキテクト
  • 柴田文江 インダストリアルデザイナー
  • 山田英二 + ウルトラグラフィックス
  • ea…セキユリヲ + 辻 祥江 + 武田苺禾 + 原田美佳子 グラフィックデザイナー
  • good design company 水野学
  • ROCK, PAPER, SCISSORS…石井洋二 プロダクトデザイナー + 徳田祐子 プロダクトデザイナー + 服部彩子 プランナー

以前から関心の高かったインダストリアルデザイナーの柴田文江さん、デザイナーのセキユリヲさんの作品が見れるチャンスなので、仕事を数日前から調整(なかば強引に)しちゃいました。

普段は工業デザイナーとしてプラスチックなどの素材を手がけることの多い柴田さんですが、そこはさすが。紙製品のデザインにおいてもフォルムと機能性にフォーカスした作品を仕上げていました。セキユリヲさんの作品も彼女の雰囲気たっぷりの可愛らしい作品ばかり。実験的なものが多いので量産は難しいけど、実際に製品にしてほしいです。

今回一番面白かったのはJTデザインセンターのデザイナー石井博文さんで、アイデア、表現方法どれもユニークで素晴しい作品ばかり。例えば老舗そばやのメニュー台紙のデザイン。厚口の色紙をそば状に型抜きし、それを20パターンぐらい作成したものを重ねて貼付けてそばを表現。文章で説明するとキワモノっぽいですが、最近流行していた糸状の樹脂を固めたテクスチャーのようでお洒落感があります。

日本を代表するクリエイターの作品を直に見ることが出来てインスパイアされた〜。
そうそう、来年からペーパーショーは東京の丸ビルで開催されるとのこと。
…スパイラルの方が良いなぁ。

東京デザイナーズウイーク2005

poster秋はいろいろとイベントがあって楽しいですね〜。今日は「東京デザイナーズウィーク」に行ってきました♪

メイン会場である神宮外苑中央会場の巨大テントでは世界10カ国、150のメーカーやデザイナーが出展するUK発のインテリア見本市「100%DESIGN」で最新デザインに触れたり、屋外展示場ではコンテナ空間を使用して企業ブランディングをテーマに視覚化する「コンテナ展」や、学生作品展など歩きながらゆっくりと楽しむことができます。

そしてデザイナーズウイークといえばやはり「ショップエキジビション」ですよね!青山、原宿、赤坂、恵比寿、新宿、自由が丘など都内各所のインテリア・セレクトショップなどがデザイナーズウイークで盛り上がります。デザイン話を肴にブラブラと散歩も楽しいですよ。

自分的には森田恭通デザインのdean&delucaのカフェや、11/15号のPenにも掲載されていたエムズシステムのスピーカー、IDEAインターナショナルで岩崎広治氏が手がけた「TAKUMI TO:CA」の実物などいろいろ見れたのでよかったです。

それから100%DESIGNの会場ではデザイン製品が購入出来たりするのですが、結構面白いプロダクトがいっぱいありました。数に限りがあるようなので気に入ったらすぐに購入しないと売り切れになってしまうので注意です。

今回行けなくて残念だったのが明治神宮外苑のいちょう並木道の入り口にあるCasa BRUTUS Cafe@SELAN。ジョン・ポーソンや青木淳が監修(?)した貴重な一皿が味わえたとのこと。それから、金曜日のデザインフォーラム(ルイジ・コラーニ、佐藤可士和、鄭秀和などが訪れる)やパーティなどにも行ってみたかったです。

佐藤可士和氏へのインタビュー

アップルのProコンテンツに今、日本で最も注目をあつめているクリエイティブ・ディレクター、佐藤可士和氏へのインタビューが掲載されています。

佐藤可士和氏のオフィスの様子、マシン環境(Xserve G5でプロジェクト管理いているんですね)などがわかり、面白いです。プロジェクトを管理するための資料ボックスからしてお洒落な感じです。

インタビューの中で佐藤可士和氏が“やりたいのは状況をデザインして今までとは違う視点でみせること”と語っていますが、マス広告的な押しつけのブランディングではなく、ユーザーが製品を手にした時に「ほほぅ」とうならせるような仕掛け、すなわちユーザー経験こそ重要と考えているのでしょうね。