今日は家族で「TRON:LEGACY」を見てきました。
30年前に制作されたオリジナルの「TRON」は興行成績こそ奮わなかったそうですが、ティムバートンがアニメーターとして参加し、シド・ミードが仮想世界のコンセプトデザインを担当するなど錚々たる顔ぶれ。またジョン・ラセターがこの映画を見てCGアニメへ転向するなど、数々のエピソードを持つ伝説的な映画でした。
この「TRON:LEGACY」は、キャストや設定が当時のまま継承されていますが、単に30年前の映画のリメイクではなく全く新しい物語となっています。最新のCGにより当時の雰囲気をそのままに、今までにない新たな仮想世界を創造。とにかく映像の美しさが際立っていて、スタイリッシュなスーツとライト・サイクルのチェイスなど本当にカッコイイです!そして、極めつけは映画の重要なファクトであるサウンド。全編にわたりサウンドトラックをDAFT PUNKが担当しているのですが、オーケストラとテクノが融合した荘厳かつ疾走感ある仕上がりに、ファンでなくてもテンションが上がりまくりだったのではないでしょうか!?
この映画、妻は「アバター」より面白かったと言っていました。尺が丁度良く、詰め込みすぎない、程よい仕上がりという意見に自分も賛成です!
映画は、娯楽だ!と思い出させてくれる映画。
ワクワクする映像、壮大な音楽、愛と涙。
小賢しい薀蓄はヌキに、楽しかったです。