中国出張

火曜日より深圳に出張で出かけていました。

※動画はトラフィックに負担がかかるので削除しました。

出発当日は電車の交通手段がなく、地元駅からタクシーで向かう羽目になりました。朝のANA便だったので間に合わなかったらどうしようかと不安でしたが、朝5時に出たのでなんとか7時ごろには到着出来ました。

しかし、同行するクライアントの担当者は出発が1時間遅かったために、途中で渋滞に巻き込まれ、チェックインの時間に間に合わない事態に・・・。ANAカウンターの人に状況を説明し段取りして、なんとか時間ギリギリでも搭乗できるようにしてもらいました。こういう場合、無償で午後便に変更が出来るようですが、さすがに夕方6時の便は厳しかったのでホントに良かったです。ANAの人有難う!!

そして、予想はしていたのですが、空港は国外に退去しようとする外人でごった返していました。でも、フライトスケジュールは特に遅れもなく、定刻通りに香港国際空港に到着。そこから蛇口行きのフェリーに乗って深圳へ。ホテルのチェックインだけ済ませて、すぐに現地工場へ向かい仕事。その夜は、広東料理のお店へ。水槽の中にいる魚介類を選んで、それを調理してもらうスタイルのお店でした。さっきのあの魚がこれ?と思うとなんかシュールでした。

ホテルに戻り、TVをつけるとあちらのニュース番組も日本の地震の話題ばかりでした。やはり中国でも気になるのは原発、放射能についてのようです。日本より遠く離れた北京などでも放射能測定装置で観測して放射能の人体の影響など調べているようです。

2日目は朝8時半より仕事。午前中いっぱい頑張って、お昼は飲茶料理の有名な店へ。深圳でもブルジョアな人がよく利用するらしく、黒ナンバー(香港と深圳のWナンバー)のBMWとかハマーのリムジン(!)とかが駐車していました。点心料理は日本でもよく食べるますが、ここの小龍包は具がプリプリですごく美味しかった。

工場に戻り、待合室で次の仕事の確認まで時間があったので、お客さんが持ってきてたAir MacのWi-Fiにつなげさせてもらい、TwitterやSkypeで日本と連絡を取ったり情報収集を行いました。余震が続いているとか、原発の状況を知るたびに一同ブルーな気持になりましたが、絶対に良くなるはずと自分に言い聞かせて再び仕事へと向かうのでした。

仕事を終えて、夕飯は「小肥羊」という羊肉のしゃぶしゃぶの店へ。羊肉はこちらの人たちはよく食べるそうです。羊のお肉って臭いとかきついのかなと思っていたのですが、それよりも白湯スープがにんにくたっぷりでお肉の臭みは全然関係ないぐらいでした。帰国してからも妻にニンニク食べた?って言われるぐらいのレベル。でも羊肉を投下したあとはレンコン、大根、白菜など野菜たっぷりですごく美味しかったです。最後は口直しなのか香菜(シャンツァイ)をたっぷり入れて食べました。

3日目も朝8時半から仕事。現地法人の社長さんとお会いしました。やはり話題の中心は地震のことでしたが、復興基金の創設や、防災都市の計画などのアイデアなどいろいろお話を伺うことが出来ました。

日本へ戻る飛行機が3時半頃だったので、11時ぐらいに現地を出発しフェリーの乗って香港へ向いました。2時間ぐらいでしたが、今回の出張でゆっくりした時間を過ごしました。まぁお土産を買うぐらいでしたがね・・・。香港の空港で無料のWi-Fi(HK Airport Free WiFi)をつなげたんですが成田のように上手くつながらず。PCCWのほうが良かったのかな?

成田へのフライトもほぼ予定通り。20時頃、無事に成田に到着しました。成田は行きと同じように海外へ帰国する外人の長蛇の列でした。電車は計画停電の影響でスカイライナーが動いてなかったので、スカイアクセスに乗って10時頃にはわが家に無事に到着しました。子供たちは寝ていたけど、息子の手を握ると寝ぼけて「パパー!おかえりー」と握り返してくれたのはちょっと嬉しかった(^_^)

PS.今回の出張はタイトなスケジュールであまり観光できなかったけど、たった4年でさらに進化した深圳市にはビックリしました。経済特区ということもありますが街のエネルギーがすごい。特に街を歩いている若者の比率が高いです。ムービーで映していたエリアは古い地域で、港湾に近いエリアはもっと高層マンションなどが立ち並んでいます。そちらはマンションも3〜4割高いとか。

深圳では最低賃金が10年前の2倍、今後5年間でさらに2倍になるそうです。(上海と深圳は最低賃金アップを競っているそう)内陸部はまだまだでしょうが、中国も日本の企業がコストダウン化のために労働力を期待するのはもはや厳しくなっているというのが現状です。私が訪問した工場でも人間の手加工の部分を半自動化したり、手加工をさらにタイやインドネシアへ移設する計画があるらしいですが、そういうグローバリゼーションがいつまで出来るのか。世界はこれから十年のうちに大きく変わっていくのだろうなと感じずにはいられませんでした。

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