写真を水彩画にする魔法のアプリ

最近Twitterなどで作例を見かける「Waterlogue」というアプリご存知でしょうか?撮影した写真やライブラリの写真など、ワンタッチで水彩画にしてくれるのだけど、その細やかな仕上がりは本当の水彩画と見まがうほど!本当に素晴らしいの一言。

waterlogue01

水彩画の効果にもいろいろあって、ナチュラル、テクニカルイラスト、よりボカシが効いたもの、イラストっぽい仕上がりなど実にさまざま。その効果を画面上で眺めるだけでも時間を忘れて没入してしまう面白さがあります。下は自分の作ったサンプルです。

全く関係のない話になりますが、このアプリで遊んでいて、そのうちイラストレーターの仕事もなくなっちゃうね、という話をしていたのですが、ふとペーター佐藤というイラストレーターを思い出しました。二十年くらい前、ミスタードーナツの外人の子供のイラストと言えば思い出す方も多いのではないでしょうか?独特のタッチで一世風靡をしましたが、どうやらデッサンは苦手だったらしいのです。学生時代の友人によると、人物の顔から上だけが得意でそれだけは右に出る者はいなかったとか。とあるデザイン会社の人が発注したイラストも値段の割にデッサンがおかしくて、社内のデザイナーが相当手を入れたとかどうとか・・・。それでも、人々の記憶に残る仕事をするってことは、イラストレーターも上手い下手ではなく、人の心に突き刺さる何かを持っているかどうか、それが大事なんだろうなということ。しかし、このアプリはそういう意味では絵心のある人が、効果の演算など考えたのかもしれないとか、いろいろ考えてしまって、まとまりがなくなってきたのでこのへんで。

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