眠る盃 – 向田 邦子

また、やっちゃった!

妻の持ってる本と同じものを買ってしまった。作家の好みが似てるからついやってしまうのです。(買う前に確認してよね!と後ろから声がする)また、やってしまったら笑ってください。

さて、最近は向田邦子さんの「眠る盃」を移動中なんかにパラパラと読んでいます。エッセイ集だから中断しやすいのが良いですね。でも、向田さんの作品って小気味よく話が進むものだから、続きをすぐに読みたくなってしまう。

それにしても、高度経済成長期の日本って、いきいきとしているなぁと思います。やはり、戦後の貧困の中から生き抜いてきた人たちは逞しいのでしょうか。それとも、向田さんがそういうタイプなのかもしれないけど。

自分が幼少の頃に聞かされた、祖母や両親の話を思い出しては、当時の日本の情景や、人々の生き様に想い馳せるのであります。

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