セグウェイに乗る

今日は渋谷にお出かけ。お目当てはあのセグウェイの試乗会である!

2000年にディーン・カーメン氏がGinger(ジンジャー)というコードネームで開発し、なかなか正体が明かされない為にマスコミが過熱報道して様々な憶測を呼んだのは記憶に新しい。しかし、製品発表後は全く予想通りの性能と高価格にくわえ、米国の道交法の問題から期待していた企業や自治体の導入も進まずにセグウェイ・ブームは失速しているようにも見えるが…。

でも、無料で乗れるとなればやはり乗ってみたいのである!

試乗会が行なわれた会場は渋谷東急ハンズの屋上。試乗するために屋上に行くと予想に反して人々の行列はなかった。どちらかというとガラガラである。試乗用のセグウェイは1台しかないので妻が先に乗ることに。簡単な説明を受けるとセグウェイはゆっくりと走り出した。スィーーンと殆ど音も無く走る。あんなに簡単に走らせられるなんて、妻の運転がうまいのか?自分はブッシュ大統領のように転倒したらどうしよう…!などと考えているうちに自分の番になった。

ヘルメットとグローブを着用してセグウェイの前に進む。ドキドキ…。「それではセグウェイに乗って下さい」説明員にいわれてセグウェイのステップ部分に両足を乗せた。バランスはとりやすい。なんか、ふわっと浮いているような感覚が面白い。そのままバックの練習。後ろに重心をかたむけるとスーーッと後進を始めた。「おーっ!この次はどうすれば…」すると説明員が少し前に重心を傾けろと言うでその通りに。ピタッと止まった。それからさらに前に重心を傾けるとスルスルと前進を始めた。左右に曲がるにはハンドルにあるグリップを右・左とひねるだけでセグウェイの向きがクルッと回転する。これは面白い!乗り物をこんな直感的に運転できるものかと、えらく感心してしまった。狭い屋上を何周かしてセグウェイの試乗は終わった。

あーぁ、もっと乗っていたい!ジョブスやベゾスが褒めちぎったのもこれで納得。これは全く新しい乗り心地だ。これは5〜10年先には本当に新しい交通手段になっているかもしれない。そう思った。

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