進撃の巨人の第14巻を読み終えました。・・・なんと、今号は巨人との戦いがない!?
ネタバレあり
前号の続きより。
ニック司祭が憲兵によって惨殺され、調査兵団にも危険が迫っていた。ハンジとリヴァイは捕らえた中央憲兵の人間からレイス家こそが本当の王家との情報を知る。現在の王家、フリッツ家は傀儡で、ヒストリア・レイスの実父であるロッド・レイスこそが実質的な最高指導者らしい。
そして同じ時、別の場所でエルヴィンとピクシス司令が話合っていた。エルヴィンは人類の未来を取り戻すために王政の転覆を計画する。ピクシス司令は、クーデータにより、民衆同士による流血と、王を排除しても、貴族家や、安泰な生活を望む民衆による反発を懸念する。しかし、エルヴィンにはある秘策があった。
エルヴィンらは、エレンとヒストリアを囮にして、真の指導者であるロッド・レイス卿に近づき、その身柄を確保。無血革命により、ヒストリアを正統な王として即位させるつもりなのだと。
しかし、その計画が動き始めたとき、また新たな出来事が起こり・・・!?
いやいや。本当に巨人との戦いは無かった(笑)でも、物語の核心に迫る内容で面白かったです。話によると進撃の巨人は20巻ぐらいで終わるらしいので、物語も終盤に向けて収束しつつあるわけですが、まだまだ謎が多すぎます。巨人化の能力の仮説については、ちょっと理屈っぽすぎるというか、もっとシンプルなものだと思っていたけど。そのうち真実が明らかになるでしょうが、今までの話に筋が通るのかどうか、楽しみであります。さぁ、第15巻。リヴァイ班や、エレンとヒストリアはどうなるのか、楽しみで仕方ありませんね!