ついに、噂は現実に!?

ディズニーの取締役会がディズニーがピクサーを買収することを承認し、24日にも70億ドル相当の株式を取得してピクサーを買収することを発表する予定とのこと。これによりピクサーのCEOであるスティーブ・ジョブズが7%の株式を保有するディズニー最大の個人株主となり、取締役に就任するとの見方が強まっています。

ディズニーのマイケル・アイズナー元CEOとジョブズが犬猿の中で一度は冷えきった両社の関係ですが、後任のロバート・アイガーCEOはジョブズとも良好な関係を築いていました。これにより一時は危ぶまれていたピクサーが製作を担当した映画の今後にも明るい兆しが見えていたところです。今回の買収はディズニーがヒット作不振のアニメーション製作部門のテコ入れを図ったという風にも見えますが、Appleで強力な経営手腕を発揮するジョブズ本人に白羽の矢がたったようにも思います。

買収成立後はピクサーの共同創業者でもあるジョン・ラセターCOOが統合されたアニメーション制作部門の指揮をとる予定とのこと。ストーリーにこだわる彼ならきっとディズニーアニメーションの復活もうまくやれると思います。さらにブラッド・バード監督なども加わっていますから強力な布陣となりそうですよね。

そして、Appleにとって重要なのが両社の統合により、ディズニーのアニメーションコンテンツのみならず、ディズニー傘下のABCテレビジョン・グループなどの膨大なコンテンツがiTunes Music Storeで積極的に利用出来る可能性が生まれるということではないでしょうか(実際すでに提供され始めていますが…)

さらに子供ユーザーの獲得で将来Appleユーザーへの囲い込みが期待出来るかも…。
それは期待し過ぎか(゚Д゚;)

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