グライムスの5thアルバム「Miss Anthropocene」がリリース

グライムスの4年ぶりとなる5thアルバム「Miss Anthropocene(ミス・アントロポセン)」がリリースされました!あらためて、1stから聞き直すと、独自の世界観を軸に着実に進化し続けてきているのがわかりますよね。前作の「Art Angel」はポップでキャッチーなのにとても繊細で、本当に素晴らしいアルバムでした。各方面から絶賛され、世界的にもグライムスが認知されるようになったわけですが、今作は壮大で神々しささえ漂うダークファンタジーな作品とでも言いましょうか。ちょっと大げさかもしれませんが。スケールの大きな作品になりました。いやはや、もう宅録のカテゴリー超えた。ヘッドフォンで爆音で没入して聞くのおススメします。

そして、グライムス本人は、あのテスラのイーロン・マスク氏と交際し、子供を授かるというおもわずフェイクかと思うような大ニュースもあったわけですが、母になり、さらに宇宙的で神秘的な曲作りを頑張ってほしいと願います。

グライムスのライブは何度も驚いた

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昨晩は赤坂BLITZのグライムスのライブへ。世界的には有名な彼女だが単独公演はどんなかなと思っていたけど、そんな心配は無用の超満員でした。客層はNYLON JAPANとかに出てそうなオシャレな女の子やお洒落メンズも多かったけど、私のようなボッチなアラフォーおじさんたちもチラホラで一安心。

開演となり私を驚かせたのは前座のAristophaneだった。仕事帰りの人には前座があるのはありがたいけど、明らかにみんな固まってたかなぁ。後ろの女の子たちが最初にAristophaneの女の子が登場したときにグライムスだと思ったらしく、ツアーで食べ過ぎたのかと思ったとヒソヒソ話が聞こえて飲み物を吹きそうになった。

ステージチェンジが終わり、いよいよグライムス。大歓声の後、サングラスに赤いリボンの女性がステージに飛び込んできて激しいダンス。はい、この人をグライムスだと間違えた人は手を挙げてください。私はグライムスはダンスもキレッキレなんだなと思いました。(すぐに髪の毛の色が違うと気がつきましたけど!)

いよいよ本物が登場。「Flesh without Blood」で会場は序盤から盛り上がりを見せて前の方は最初から最後までモッシュ状態。グライムスは想像していたより小柄だった。小顔で大きな赤いリボンがキュート。MVでは奇抜な衣装が多いグライムスだけどステージ衣装はスポーティーでお洒落。私はこっちの方が断然好きだ。ステージで彼女が日本語で「オッハヨウゴザイマス!」と挨拶。近くから「夜だよん」と声が聞こえてきたがこれは社会人としては正しい。とにかくよく笑う子でウフウフと可愛らしい。

途中、サポートのHANAさんがソロで歌うところがあったんだけど、グライムスは自分のキーボードのところにちょこんと正座して彼女の歌を応援していたのが可愛らしかった。妖怪ウォッチのキャラクターの被り物も披露して会場大ウケ。

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メンバーはバックダンサー二人とサポートメンバー1人とシンプルな構成でしたが音もダンスパフォーマンスも迫力があって楽しいライブでした。「Realiti」も聴けたし大満足な夜となった。また彼女のライブがあったら行きたい。

グライムスの新アルバムかなり良いです!

最近のヘビロテはグライムスの新アルバム「Art Angels」です。フワフワと疾走感のあるサウンドで朝から気持ち良く出勤できます。カナダの宅録少女も今はアーティストとしてだけでなく、ファッションアイコンとしても世界から注目される存在になりましたが、なんと、来年1月には待望のジャパンツアーも開催!これまた楽しみですね。