あるギルドマスターの回顧録

昔々のお話。とある外国製のオンラインゲームにハマっていたときに、ギルドマスター(ゲーム内のグループリーダーです)を数年間やっておりました。

ギルドというのはゲーム内で複数のプレイヤーが円滑にゲームをプレイするための組織で、ゴールドやアイテムを共有したり、メンバー間でプライベートなチャットが利用出来るようになります。わたしの所属していたギルドはキャラ数で200人以上、ゲームのコアタイムには同時接続していたメンバーが50人を超えるときもありました。最終的に私が引退してしまったタイミングでメンバーが独立してギルドを結成したり、他のギルドに移転したりしてしまって、現在はほとんど活動しておらず、身内でほそぼそとやっている感じのようです。

一番アクティブに活動していた時期は、毎晩、メンバー同士で経験値や資源を集めるために活動し、ダンジョンに潜り、終末はレイドという10人か25人ほどのグループで大型のダンジョンを攻略してボスを討伐しにいくイベントを開催していました。その攻略の進捗を他のギルドと競い合うという部分なんかも面白かったです。

そのときの体験はまるで実社会の縮図さながらで、ゲームながらにいろいろと勉強になりました。そのときに学んだこと、やり方は意外と役立つ部分もあったので、ちょっとだけ紹介したいと思います。

以下、ゲームの話ですので興味のある方だけどうぞ!

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