益子の陶器市

土曜日は益子の陶器市と、友人の相馬君の個展に行ってきました。

今回は真岡鉄道のSL機関車に初乗車。下館から益子まで30分ほど乗車したのですが、線路の振動、汽笛の音、風にたなびく煙。ゆったりと進む汽車の行く先々では線路脇のお子さん連れの家族が手を振ってくれたり、楽しいひと時でした。計器類がいっぱいの機関室はメカ好きにはたまらないですね。

益子に到着し、すぐに友人の相馬君の個展へと向かう。彼は靴や鞄を作る作家で、手作業の温もりを感じる個性的な作品を作る。どの作品にも、物をいつまでも大切に使い続ける彼の精神が宿っているようです。残念ながら館内は撮影禁止とのことだったので彼の愛車のバイクだけ撮影。稲穂が飾られているのが何気にお洒落だなと思ったが、これは彼が実際に収穫したものなんだとか。

さて、お次は陶器市。先日、つくばのクラフトフェアに出店していて、素敵な作品を作る作家さんが陶器市に出店しているとのことで見に行きました。素敵な器がいっぱいで目移りしてしまう。初日は相当混雑していたようですが、土曜日は比較的空いていたようです。ブラブラと散策しながら直感的に気になったものを手にとって品定め。娘にご飯茶碗を購入。

その足でふらっとstarnetを覗いて、きた道を戻りながら陶器探しのテント巡り。結構歩いた!疲れたのでクラフトビールを飲んで一休み。帰りは高速バスに乗って帰りました。バスは益子と秋葉原間を二時間半。寝て帰れるので楽チンですね。

陶器市、充実した一日でした。普段、私たちは誰かがセレクトしたもの、お薦めされたものを買うことに慣れてしまっているけど、物の価値は自分で決めることって大切だなって最近はつくづく思います。自分の審美眼を頼りに物を選ぶことはすごく難しいですけどね。時には失敗もしながら素敵な出会いを楽しみたいと思います。