D&M(ディーアンドエムホールディングス)はMP3プレーヤー「Rio」の販売事業を9月いっぱいで終了すると発表しました。
米Sonic Blue社が経営破綻したときにD&MがRio事業を3620万ドルで落札してRioは延命したわけですが、D&Mも4〜6月期の連結決算が10億4300万円の大幅な営業赤字となり、そのほとんどがRio事業によるものだったようです。大幅な価格改定もしていたので結構無理していたのかもしれません。
ついにMP3プレーヤーの老舗ブランドが消えてしまうことに…。デザイン的にも素晴しい製品が多かっただけに残念です。自分もiPodが出るまではRioの購入を検討していたこともありました。
このRioの事業撤退が他のメーカーにも何らかの影響を与えるのは間違いないと思います。携帯オーディオプレイヤー市場は今後もさらに激しい戦いになりそうです。