Avastの無料アンチウイルス for Macが良い

最近、トロイの木馬が添付されたメールが流行っているようです。会社でWindowsユーザーの社員がうっかり開封してしまいちょっとした騒ぎになりました。調べてみたところこのトロイの木馬は個人情報を送信するほか、日本の銀行のオンラインバンキングを狙うように仕組まれているようですね。怪しいファイルを開かないようにしましょう!

会社ではアンチウイルスソフトとしてSophosのMac版を使用していますが、今回のウイルスは検知しないタイプだったためメールはそのまま受信箱に入っていました。この手のウイルスは大概Macでは動作しないから良いけれど、Sophosは動作がちょっと遅い気がしていて、もっとサクサクと動作するソフトはないものかとネットを調べてみました。その中でシンプルで重たくならないと評判だったのが「アバスト無料アンチウイルス Mac」です。

というわけで早速インストールしてみました。

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古いMacをBT4.0/LEに対応させる

OS X 10.10 Yosemiteの目玉機能の一つにiPhoneとMacのコンティニュイティ機能(連携ですね)があります。例えば、SMSをMacでも送受信したり、iPhoneで入力中のメールの続きを、そのままMacで続きを入力したり、iPhoneのインターネット共有をMac側から手軽に行なうetc。

しかし、これらの機能を利用するにはMacのBluetoothが4.0/LEに対応している必要があります。

対応機種

  • iPhone 4S以降の機種
  • iPad (iPad 2以降の機種)
  • MacBook Air(2011 mid以降)
  • MacBook Pro(2012 mid以降)
  • Retina MacBook Pro(2012 mid以降)
  • iMac(2012 Late以降)
  • Mac mini(2011 mid以降)
  • Mac Pro(2013以降)

ということで、残念ながらこれより前の機種では使えないのです。しかし、以前、USBドングルを使って、古いMacを4.0/LEに対応させたという記事を読んだので、もしかしてコンティニュイティ機能も使えるかもしれないと思い、実験してみました。

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iPhone 5sの指紋認証の解説ムービー

http://youtu.be/TJkmc8-eyvE

人間の指紋のパターンって3種類もあったなんて知りませんでした。(2種類かと思っていた)指紋の登録はホームボタンを数回押すだけ。登録できる指紋の数は5つまで。すべての指を登録してもよし、家族のぶんだけ登録したり、いろいろ使い分け出来そう。

一度登録してしまえば、アンロックもホームボタンを触るだけで一発解除。アプリの購入なども指紋認証で出来るようになるんです。しかも、どの角度から触ってもきちんと認識してくれるのだから煩わしくもないでしょう。使えば使うほど精度も高まるらしいので、セキュリティとしても安心ですね。

スマートウォッチとはどうあるべき?

フルスペックなスマートウォッチ「Galaxy Gear」

先日のIFA2013においてサムスンが発表した「Galaxy Gear」。これまでに製品化されたどのスマートウォッチよりも高機能な、第2世代ともいうべくスマートウォッチを競合会社より先駆けてリリース。それ自体は評価されることだと思うけど、デザインやプロダクトとしてのニーズという観点から見ると正しいアプローチだったのでしょうか?

下がGalaxy Gearの正面写真。液晶は1.63インチのタッチスクリーン。向かって上にあるバンドの突起物はカメラです。190万画素でオートフォーカス。

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人が装着した場面。たしかにアプリケーションを操作するにはこのぐらいの画面サイズが必要なのかもしれないけど、残念ながら女性が腕に巻くイメージは沸かない。通話ができて、70種類もの専用アプリが動作して、Wi-FIが利用できるという点では今までにない高機能で素晴らしいけどバッテリーはおよそ1日しかもたないとのこと。いろいろ機能を詰め込みすぎた感はあります。

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スペックは最先端かもしれなけど、デザインは一昔前。

じつはこのGalaxy Gearが発表された同日にクアルコムからもスマートウォッチが発表されていたのですが、その名も「Toq(トーク)」。Galaxy Gearと全く対極的なコンセプトで作られてます。用途も限られていますし、液晶もタッチスクリーンでフルカラーですが小さいです。しかし、バッテリーはGalaxy Gearの2倍もつそうです。今までに発売されてきた第一世代スマートウォッチと基本的には同じようなデバイスです。そこから進化はしていないけど、私はこれぐらいシンプルな方が好感が持てます。

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スタイリッシュだけど機能はかなり控えめ。

そもそもスマートウォッチってどういう使い方をするのがベストなんだろう。

スマートウォッチを新規マーケットとして考えると、アクセサリーやアプリなどのベンダーなどが参入できる部分を用意しないとはいけないですし、設計は難しいのだと思いました。Galaxy Gearも現段階では第2世代のスマートウォッチを目指したらさもありなんというところでしょう。

Appleもスマートウォッチを開発しているのは間違いないと思いますが、発表は来年の後半と言われています。Appleのエコサイクルに組み入れるのであれば、恐らくはサムスン寄りのデバイスになるとは思いますが、どこまでスタイリッシュかつ、そそるデザインのデバイスになるのか?

NIKE+fuelバンドの開発者Jay Blahnik氏やイブ・サンローランのCEO Paul Deneve氏まで雇うぐらいですから、Appleはかなり本気なんだと思いますが、デザインコンシャスな製品を目指してほしいです。やっぱりAppleだよね!って言われるような素敵なデバイスの登場を期待します。

私がチェックしているサイト(WEB制作編)

WEBサイト制作で役立つおすすめ集

WEBサイト制作ではデザインもさることながら、技術的な情報もトレンドがあります。HTML5、CSS3、JQuaryなど日々めまぐるしく更新されています。そういった情報はなんといっても海外のサイトが一番早いのですが、それらの情報を厳選してお伝えしてくださる素晴らしいサイトを紹介いたします。

Siteinspire

http://www.siteinspire.com

海外の良質なデザインのサイトを日々紹介してくれるのがこのサイト。毎日チェックしましょう。海外のサイトは写真の使い方、色使いなどとても参考になります。

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Kachibito.net

http://kachibito.net

技術的な情報はいつもチェックさせていただいてます。WordPressやJQuaryなどの情報をはじめWEB制作に役立つTIPSが満載です。

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100SHIKI

http://www.100shiki.com

海外のユニークなWEBサービスだけを紹介してくれるのがこのサイト。国内の情報は一切とりあつかわないという徹底ぶり。日本人にはない斬新なアイデア満載。

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MBLOG

ttp://mantiddesign.com

Quattroさんが運営するWebデザイン, CSS, Javascript, iOS App UIの、海外デザインリソースを紹介しているサイト。超おすすめです!

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蚊は天井に潜む

夏がくれば思い出すのは?

「花火」「入道雲」「かき氷」夏の風物詩もいろいろありますが、個人的に思い出すのが、人間が油断した隙に忍び寄る、あの憎き「蚊」であります。夏の夜、暑さも収まり、やっと眠れるかな、というところで耳元で羽音がするほど嫌なものはないですよね。

蚊は天井や高い壁に止まっていることが多いらしいのですが、経験上これはほぼ間違いないと思います。どんなに素早く飛び回る蚊でも、しばらく放っておくと天井や壁の高い位置に止まっているので、各部屋をチェックしてみましょう。

私は天井に止まった蚊でも、椅子を使って近づいて素早く捕まえる事ができるのですが、女性などは高いところは大変だと思いますので、そういうときには「掃除機」で吸い込むのが良いと思います。一瞬です。

しかしながら、蚊の存在をあらかじめ知る由もなく、最初の攻撃をかわすことは、いかんともしがたいのであります。蚊取り線香やベープマットはなんとなく人体にも良くないイメージもありますし、いったいどうしたら蚊の攻撃を未然に防ぐことが出来るのか。

画期的なアイデアで蚊を撃退する「KIte Patch」

そんな悩みを解決すべく、ある画期的なアイデアの商品が開発されました。写真がその製品なのですが、この紙製のパッチを服に貼り付けるだけで蚊が48時間寄り付かなくなるそうです。しかも人体に無害なんだそうです。

Kite_Stack2

蚊は人間の二酸化炭素を近づいてくるらしいのですが、このパッチに含まれる人体に無害な化合物によって、蚊が二酸化炭素を識別できなくなるらしいのです。なんとも素晴らしいアイデアです!早く日本でも発売されると良いですね。

【関連リンク】
http://www.kitepatch.com

Android 4.1の音声検索がすごい

まずは動画をご覧ください。質問に対して、声で答えを返しています。

これはGoogleがAndroid 4.1で目玉機能としている新音声検索なのですが、自然言語認識に対応し、会話での音声検索の他に、位置情報などと連動したアシスタント機能もあるそうです。

音声検索(音声認識)もどんどん進化していきますね。Googleの音声検索もすごいですが、SiriもiOS 6ではかなり進化する予定ですので、勝負が楽しみです。

最近、ふと思うのはAppleやGoogleがFLASHからHTML5へシフトしていったのも、セマンティックなWEBというものを想定していたからなんだろうと思った。技術革新はすごいですね。セマンテック、ソーシャル、ビッグデータ。今後はこれらがキーとなりそうです。

iPadのTED+SUBが素晴らしい!

iPadの「TED+SUB」アプリケーションがとっても素敵!

ご存知な方も多いと思いますが、TEDとは(Technology Entertainment Design)の略で、年に1回TEDカンファレンスを開催しているグループであります。その名のとおり学術・エンターテイメント・デザインなどの様々な分野の著名人が講演を行なうのですが、過去の講演者は、かのビル・ゲイツからジェイミー・オリヴァー、あのビル・クリントンまで様々。そんなすごい人達がユーモアたっぷりに、まじめにスピーチしてくれるのです。毎年の講演の様子はTEDのWebサイトでも閲覧できますが、このアプリはなんと、日本語のサブタイトルが付いているスグレモノなんです。

追記:アプリの名称が「TEDiSUB」に変更になった模様。

http://www.ted.com/

Esperanto -WebMは理想郷なのか?

GoogleがChromeの次期バージョンよりH.264サポートを中止することを発表しました。Googleのちょっと強引なやり口にChromium Blogのコメント欄に反対意見がちらほら。MicrosoftのTim Sneath氏のブログではWebMをかの人造語「Esperanto」に喩えたパロディで牽制球。

WebMを知らない人へ簡単に説明すると、WebMはラインセンス徴収のないオープンな動画フォーマットということが特長で、ロイヤリティフリーで利用出来ます。ブラウザベンダーをはじめARMやNVIDIAなどハードベンダーが支持を表明しています。ちなみにAppleは動画のクオリティの低さやパテントプールであるMPEG-LAからの特許関連訴訟のリスクを理由に不支持。

個人的に思うのは、現在Web上の動画の66%近くを占めるH.264を変更するメリットはあるのかということ。ウエブはオープン仕様というのは誰もが望むことだと思うのですが、Googleの目指すオープン戦略も結局は誰かが策定したフォーマットなわけで、無料と言ってもどこかにコストを徴収するメカニズムが存在するわけで(間接的にね)、その辺はやはりオープンであろうがプロプライエタリであろうが、利用するユーザーのメリットが損なわれないようにするというのが一番大事なのかなと思うのであります。

ただ、実際にChromeのサポート中止と言ってもHTML5のVideo問題であって、まだHTML5自体の浸透もこれからですし、すぐにユーザーがYoutubeが見れなくなるとかっていう事態ではないので、これから業界での主導権争いによっては大きく変わる可能性もあると思います。一番良いのは単純にHTML5のvideoタグがH.264とWebM両方サポートすれば良いと思うのですが。

また、特許関係の複雑な話としてMPEG-LAがGoogleにライセンス徴収をほのめかしているらしいのですが、GoogleがWebMをオープンな仕様だということで浸透させてしまうと、それが一般認知されてしまえば、MPEG-LAが特許著作をあとから主張できなく可能性もあるということです。また、GoogleのWebMがロイヤリティフリーという部分、これも完全に自由ではなくライセンスに基づいた使用が求められるわけですので注意が必要だと思います。

電子出版どうにかしてほしいな

日本ではiBooksは展開が予定されていない。

iTMSのときもそうだけど、日本は複雑な権利関係があるから、こういった類の話は遅遅として進まない。米AppleはiBooksのときはどういった交渉をしていたのか詳細はわからないけどiTMSの時のように各社に直談判していって交渉を有利に進めていったのだろうか?とにかくアメリカは展開が早い。さて日本ではどうなるか?

今回のiPad発表と、アマゾンのkindleの販売など世界の電子書籍化の流れに対向するために日本の出版社21社は今年2月に日本電子書籍出版社協会を設立し、電子文庫パブリなるサイトでの電子書籍販売とコンテンツの規格統一を進める模様。これはAppleと独自に交渉したりしないよう(抜け駆けを許さないよう)各社足並みを揃えるためなのかと思う。

音楽もそうだけどコンテンツホルダーはコンテンツを流通させることに、もっと柔軟に取り組んで欲しいと言うのが個人的な意見。デジタルコピーの問題もあるから、急拡大することに対する懸念などあると思うけど、守ることばかりじゃなく流通させることにもっと真剣に取り組むべき。

たとえば日本がコンテンツ大国として世界に目をむけるのならば、iTunesのような普及クライアントを使用して電子書籍なり、音楽をどんどん広めたら良いとおもう。村上春樹が世界で愛されているように、他にも可能性がある素晴らしいコンテンツはいっぱいあるんだから。

とくにアニメなんかiTMSで販売したらすごいことになるよ。デジタルコピー/違法コピーを不安に躍起になるよりも販売して価値を高めたら良いじゃない。

ちょっと乱暴な言い方になるけど、新譜・新刊だけで売上を上げる時代はもう終わったと思う。音楽とかもそうだけどCMにのせれば売れるとか、おまけをつけると本が売れるとか、日本はいつまで80〜90年代的なパワーマーケティングな世界でいるのだろう。受け手と送り手がきちんとキャッチボールできる環境があればコンテンツの本当の価値が出てくると思うんだけどな。ロングテール化ですよ。