秋葉原の万世橋にある「交通博物館」が2006年5月14日をもって閉館となるそうです。といっても完全に無くなるのではなくて「鉄道博物館」と名前を変え、さいたま市に移転するとのこと。
子供の頃に父親に連れられて幾度となく訪れた交通博物館。入口にあるD51と新幹線ひかり号や万世橋から見える独特の赤煉瓦の外観が無くなってしまうのは寂しい限りです。
今日は子供たちを連れて行ったのですが、連休ということもあり大変混雑していました。館内の様子は今も昔もほとんど変わっておらず雑然とした雰囲気。他の博物館と違い順路もいまいち分からないところが好きです。
子供たちに人気なのは鉄道の模型やシュミレーターなのですが、どちらも黒山のごとく人だかりが出来ていました。さすがに山手線などのシュミレーターは並ぶのもしんどいのでATC体験で我慢です(゚Д゚;)
それから2Fの船&自動車や3Fの航空の歴史や、旧万世橋駅の構内なども見学して20年ぶりの交通博物館を堪能しました。思えば子供の頃は娯楽も少なかったから動物園や博物館に行くのが楽しみでした。でもって今の子供たちはディズニーランドやゲームなんかもあるから地味な展示なんかすぐに飽きるかなと思ったけど、それは熱心に見ていたのが意外でした。今も昔も博物館という場所は知的好奇心をくすぐられるのでしょうね。