パシフィック・リム観ました!

ギレルモ・デル・トロ監督のSF超大作「パシフィック・リム」をついに見た!

ネタバレあり

端的に言うと、この作品はSF・特撮・ロボットのマニアが作った、マニア向けの映画。とくに私たち60年〜70年生まれの世代は、次々と襲ってくる怪獣との肉弾戦は少年時代に見たウルトラマンや、ロボットアニメを彷彿とさせ、見ているうちにアツくなるのは必至。といっても誰でも楽しめる娯楽作品なのでご安心くださいね!

さて、本作品は日本リスペクトする監督の意向もあって芦田愛菜、菊地凛子の二人が出演しています。日本人としては嬉しいですが、マコ(菊地凛子)の日本語が何故かただたどしいのが気になりました。彼女はもう外国に慣れてしまって日本語忘れたのかと思った。しかし、鑑賞後にパシフィック・リムの設定などを眺めていたら、それはマコがスタッカー司令官に育てられたから日本語を忘れてしまっているという設定だからなんだとか。なんとなく、よくわからないけど、そんなところまで考えられているとはさすがです。

その他にも、ジプシー・デンジャーが大気圏からの落下に逆噴射で耐えるとか、マコの記憶に出てきた東京が、竹ノ塚だったり、ジプシーが自爆するときに、水中に射出された脱出ポッドの上昇速度で巻き込まれないのか!?とか、ハークが戦いが集結した時に自らを司令官と名乗る(任命誰かした?)ところとか、ツッコミどころは満載なん・・・いやいや、この作品の矛盾に言及するのは野暮なことですね!

とにかく、純粋に楽しかった。私たちが子供の頃にTVにかじりつき、手に汗握って見ていたあの冒険活劇を、いま改めて異国の監督が熱い想いを込めてリバイバルするなんて、感慨深いことです。監督のイェーガー(ロボット)や、怪獣へのこだわりと熱い想いに、見ている途中でニヤニヤと笑ってしまった(笑)最後のオチも秀逸で、ホント最後まで「信用してはならない」感じでした。

そんなわけで、超マニア的SF娯楽大作、お楽しみください!

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