7月29日(日)
日曜日の天気は15:00くらいまで雨が降ったり止んだりの繰り返しだったので、レッドマーキーをホームベースに。まずはトップバッターのodolを観ることにしました。透明感のある歌声、美しくて重厚なサウンドに包まれて朝から気持ちが良かった。
ちょっとだけSUCHMOS、そのあとはレッドマーキーでスペイン出身のガールズバンドHINDSを見る。女の子4人組だけあって、元気いっぱい。ロリータボイスと軽快なギターサウンドがノリノリでよ良い。そして、ときおり入る日本語のMCが可愛い。
雨が降って寒かったので、ジャスミンタイのタイラーメンを食べて体を温める。ここの料理はどれも本当に美味しい。個人的にはグリーンカレーが一番のおすすめ。
そして夏といえばこの男、ジャック・ジョンソン。グリーンステージの開放的なステージが良く似合う。しかも、あれだけ降っていた雨も予定調和的に晴れてきて、天気の神様もそこはちゃんとわかってる感じ。
相変わらずの歌声でアルファー波が出まくりで何度か夢の世界に連れていかれそうになったけど、サーフでドリーミーな音楽を堪能できた。しかもバンドメンバーの歌唱力が凄すぎて、誰が歌ってもジャック・ジョンソンなのには驚いた。
今回驚いたのはレッドマーキーで観た、SERPENTWITHFEETことジョシア・ワイズという人。初めて聴いたけど、ものすごいヴォイスパフォーマンスに全身鳥肌が立った。ルックスが変わっているから色物かと思われそうだけど、歌声は本物だ。
再びグリーンステージへ戻り、ヴァンパイア・ウィークエンドに備えるためにボブ・ディランをのんびりと観ながら体力を温存。今回、ボブ・ディランは終始ピアノを弾いて、ギターを一切さわっていなかったから、ファンの人には少々物足りなく感じたかもしれないなぁと思った。
時間はあっという間に過ぎて、いよいよVAMPIRE WEEKENDの出番だ。今回はいろいろ複雑な気持ちでいた。あのバドマングリが脱退して、3人でどれだけやれるのか、新しいアルバムがいまだに完成していなくて、彼らのバンドへのモチベーションは続いているのか、、、などなど。
でも、メンバーが登場して、1曲目の「Diane Young」でその不安は払しょくされた。めちゃ軽快で、色鮮やかな、トロピカルなサウンドが会場を一瞬で盛り上げた。いやぁ、ちょっと感動した。エズラ、めっちゃいい声出してるし、バイオは飛び跳ねてるし、クリスも狂ったようにドラム叩いてるし。「Step」聴けて感動しました。
しかし、次のホワイトステージでは本命のCHVRCHESが待っているので「A-Punk」とかは残念ながら聴けなかった(泣)また、単独で来日してほしい。
すでにホワイトステージへの道は規制が始まっていたけど、ステージ正面へ行くことが出来た。CHVRCHESが日本でも人気が出てきたのは嬉しいけど、とくに最近は若い女の子のファンも多くて驚いた。過去に来日公演で2回ほど見てるけど、ここ数年の海外フェスでの勇姿をYoutubeなどで観ているので、どれだけ成長してきたのかこの目で確認できるのを楽しみにしたいた。
開演となり、ステージに現れた3人。その姿にほっとしたのも束の間、ローレンに圧倒的なオーラを感じた。白い衣装を纏ってステージ上でクルクルと回る姿はまさに妖精そのものだった。
ライブは捨て曲なしの神曲ばかりの構成。ローレンの歌唱力は間違いなく素晴らしく、MCはお茶目で可愛いし、マーティンのキレッキレダンスは健在だし、チャーチズここにありと圧倒的な存在感だった。最高の夜になりました。
というわけで、FUJIROCK 2018終わりました。台風の影響もあったけど、それも良い思い出。少しずつ日常にもどるのが辛いけど、楽しんだあとは、また頑張ろうという気持ちになれる。VAMPIRE WEEKENDとCHVRCHESの単独公演も楽しみにしています。