スティーブ・ジョブズ1995 観ました!

AppleTVにて「スティーブ・ジョブズ1995」見ました。AppleTVは、今見たいと思った瞬間に、ベッドの中でも、ソファーの上からでも映画が購入出来てしまうのが素晴らしい。もちろん映画館も好きだけど、この視聴スタイルは素晴らしい。トイレに行くときも一時停止できるからね!

閑話休題、この映画は現在公開中のアシュトン・カッチャー主演の映画ではなく、本物のジョブズが登場するドキュメンタリー映像。アシュトンの方は今夜にでも見に行く予定ですが、最初にこちらを見ておくことにしました。見比べてみての感想も書いてみようと思います。

さて、本編は失われたと思われたテープがガレージから見つかり、それをリマスターしたものだそうですが、元はVHSなので映像の画質はさすがに悪い。登場するジョブズはAppleに復帰する1年前。Apple社を追われてNextを立ちあげ、ピクサーの買収などビジネスの成功と失敗を繰り返してきたジョブズは、髪も長く、さながら賢者のような風貌です。

インタビューでのジョブズはとても落ち着いていて、その言葉全てに自信が満ち溢れていました。インタビュアーが時折、間違いを指摘すると皮肉笑いを浮かべて切り返し、ブルーボックスの話やMacのチームの話をするときは無邪気な子供のような笑顔をみせたり。かと思いきやマイクロソフトやIBMについての話になると、さも神妙な顔つきで痛烈に批判してみたり。大抵の受け答えは目もそらさずに素早く出来るのに、ジョブズの信条に関する問いかけには、しばらく下を向いて沈黙し、その後、顔を上げてドヤ顔で話はじめるあたり、ジョブズは役者だなぁと思いました。まさにジョブズ節満開のインタビューです。とても楽しめました。これは永久保存版にしよう!

1995年夏、PCの誕生に関してのドキュメンタリーTVシリーズ” The Triumph of the Nerds: The Rise of Accidental Empires “の制作中、番組スタッフはマスコミ嫌い、インタビュー嫌いで知られるスティーブ·ジョブズとの貴重なインタビュー取材を実現させたものの、番組内ではそのインタビューのほんの一部のみを使用、残りのフッテージを収録した1インチテープマスターに関しては消失してしまっていた。
2011年のジョブズ死後、監督のガレージからそのインタビュー映像が収録されたVHSテープが偶然発見され、そのVHSテープを修復、HDマスター化し、この奇跡的ともいえるスティーブ・ジョブズの単独インタビュー映像が18年ぶりに甦った。

映画「二郎は鮨の夢を見る」を観ました!

有名寿司店の舞台裏に迫るドキュメンタリー作品

映画「二郎は鮨の夢を見る」をApple TVでレンタルして見ました。この映画は、ミシュランガイドで6年連続三つ星を獲得し、かのフランス料理界の重鎮ジュエル・ロブションから「飛行機に乗ってでも食べに来たい唯一のレストラン」を言わしめた有名な寿司店、銀座「すきやばし次郎」とその主人・小野二郎氏に密着したドキュメンタリー作品。

85歳で未だ現役という小野二郎氏のプロ中のプロの手仕事はいかなるものか気になりますが、一人前おまかせで¥30,000のお店では、おいそれと気軽に行けるわけないですよね。なので、この映画はその隠された舞台裏を知る貴重な映像アーカイブだと思います。

以下ネタバレあり

続きを読む 映画「二郎は鮨の夢を見る」を観ました!

180° SOUTH観ました

いろんな意味で考えさせられる映画

この映画はフォトグラファーのジェフ・ジョンソン(じつはパタゴニアのスタッフ)が、アウトドアブランド・パタゴニアとノースフェイスの創業者二人の人生を変えた、若き日の伝説の旅を自ら追体験してみたいという思いから始まったプロジェクトの映像作品である。

しかし、純粋な冒険のドキュメンタリーかと思って見ていたのだけど、途中から、環境問題に取り組むパタゴニアの宣伝映画なのではないかと思いはじめてしまった。映像作品としては素晴らしいのだけど、コルコバド山を登山するドキュメンタリーとしても、環境問題を訴える作品としても、どちら中途半端な感じになってしまっているのが残念。

環境問題は皆が意識しなければいけない問題だし、こういった作品を通じて人々に関心をもってもらうというのは大切だと思うのですが、最終的に地域の問題は当事者たちが解決するべきだと思うのが自分のスタンスです。

さてさて、映画の感想から脱線してしまいましたが、おすすめなのは映画のサウンドトラック。アグリー・カサノヴァの音楽は最高に癒されますね。そして、ジャック・ジョンソンの曲も使われていました。なんと、監督のいとこである音楽プロデューサーのエメット・マロイはジャック・ジョンソンのマネージャーでもあるらしい!

知らないところへ行ってみたい”という強い気持ちが旅の本質ではないだろうか。目的よりも過程が重要で、困難に見舞われても多くの発見や感動をもたらしてくれる旅こそが真の冒険。40年以上も前、1968年に南を目指した2人の若いアメリカ人がいた。サーフ&マウンテンの楽園を探しに南米パタゴニアの地へ。彼らの人生を大きく変えた究極のロード・トリップは持参した16ミリのカメラが記録していた。
そして今、2人の残した映像に魅せられたアメリカ人青年が彼らの足跡をたどって追体験の旅を試みる。異国の地で自然とともに生きる人々と出逢い、歴史や生活を学びながら、パタゴニアの高峰コルコバト山を目指した。はたして彼は頂上に立つことができるのだろうか。そして旅の終わりに何をみたのか。

THIS IS IT

「THIS IS IT」を見てきました!

これはすごく良かったよ!最初はそこまで映画化するのかね?と思っていましたが、マイケル・ジャクソン(以下MJ)をよく知らない人も是非、一度見てほしいぐらいです。

この映画はMJ最後のコンサートのリハーサル風景を映画化したものなので、本番のステージ映像はないのですが、一緒にステージ立てることを心より望んでいたダンサーたちや演出家などのステージに懸ける熱い想いがこのような形で残ったのは素晴らしいと思います。

とにかくMJの動きが50才になってもまったく衰えていないのに驚き。。。そしてスタッフたちに演奏や演出のアイデアを細かく指示したりする姿に本当のプロフェッショナルの姿を見ました。とくに曲の余韻やテンポに関してかなりのこだわりをもっているようでした。

最後の方ですが「Billie Jean」のリハーサル風景になり、イントロが流れて思わず鳥肌立ちましたねぃ。MJにとってもお気に入りの曲だからかリハ中でもかなり本気で熱唱していて、ステージ下のスタッフやダンサーたちもノリノリで手拍子していた様子がとても印象的でした。

THIS IS IT。

ナショナル ジオグラフィック

地球環境に少しでも興味を持つあなたにおすすめのサイトです。豊富なフォトギャラリーと動画コーナーは必見。しばし時を忘れて夢中になること間違いなしです。

ナショナル ジオグラフィック
http://www.nationalgeographic.co.jp/

百寺巡礼のなぞ

毎週土曜日の午前10時20分、テレビ朝日で放映している百寺巡礼という番組をご存知だろうか。ロングセラー作家の五木寛之氏が心のふるさとをさがして日本列島を北から南へと寺院巡りをするという内容なのだけれど、見ているだけで我々の奥底にある日本人の心というものを呼び起こしてくれる…。そんなシブい番組なのだ。

なぜか毎週といっていいほど見てしまう不思議な番組だ。五木氏の淡々とした語り口と日本の古寺の美しい映像が、俗世の煩わしさを忘れさせ、どこか懐かしいその光景がすべてを包み込むように癒してくれる。会社や学校でいやなことがあったなら、心に孤独を感じたならば、是非この番組をご覧になってほしい。

と、ここまでアツく語ってしまったが、この番組を見ていて気がついたことがある…。制作者の意図なのか偶然なのか知る由もないが、五木氏が巡る道中は毎回といっていいほど雨なのである。雨にうたれる茅葺きの屋根や石畳、傘をさして寺院の門をくぐる五木氏の映像はもうベストマッチング。絶対に偶然ではないと思うのだけど。この番組のなぞである。