藝祭2017へ行ってきました

本日は長男の高校の文化祭に立ち寄ってから、東京藝術大学で開催している学生の芸術祭「藝祭2017」に行ってきました。藝祭が楽しみなのはもちろんのことですが、公園から藝大まで続く学生が作品を販売している露天は見ているだけでも楽しいです。

さて、藝祭ですが、今年で70回目となるそうです。そういう節目だからかわからないけど、昨年より来場者がかなり多かったように思います。(外国人や藝祭ツアー客の人々もいました。)そういえば、今年の藝祭みこしは個性的でした。いつもは龍とか動物なんかが多いのですが、ヴィーナス誕生やバイクetc。

というわけで、今年の藝祭もユニークな作品が多くて楽しかったです。学生は作品に元気と勢いがあって良いですね。しかし、今年は作品の数が昨年より少なかったと思うのは単なる気のせいでしょうか。

藝祭2016行ってきました

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今年も藝祭に行ってきました。今年のタイトルは「応答せよ 応答せよ」。80年代風のポップなポスターが目印です。入り口付近には恒例の藝祭みこしがディスプレイされています。この神輿は毎年、一年生が作るらしいけど、モチーフの選定や神輿としての造形を考えて製作する過程が楽しそう。発泡スチロールがベースになっているので削る作業は大変そう。。。

とにかく藝祭はよく歩きます。キャンパスは広いし、階段の昇降が多い。エレベーターがあったら、迷わず活用した方が良いと思います。iPhoneのトラッキングによると大体16,000歩くらい歩き、ビルにして19階分ぐらいを登ったと記録されていて驚いた。実際、足がパンパンになる。でも、作品を見ている間に、階段の踊り場や教室から覗く上野公園の豊かな自然と、その背景に広がる都会とがレイヤーとして重なる風光明媚な景色が素晴らしくて心癒されます。

毎年同じようなこと言うけど、表現者たる学生たちの自由で奔放な作品は本当に素晴らしくて、創作のエネルギーを感じる。難解な作品が多数だが、プレゼンボードもしっかりと用意されたプロ顔負けのコンセプチャルな作品もあったりする。あと、セルフプロデュースというか、自分をキャラクターとして前面に出している人が多いと思った。この辺が他の美大生とはちょっと違うような気がする。

上野恩寵公園の噴水広場から藝大までの道には学生たちがアクセサリーや器などを販売する露店が並び、多くの人で賑わっています。お客さんとやりとりする学生さんたちの初々しい姿は見ていて楽しいです。将来大物になる人の作品が売られているかも!?

というわけで、今年も藝祭楽しかったです。自身の創作意欲というか、良い刺激になって仕事のモチベーションが上がるのは間違いないです。本当は音楽学部のクラシカルなコンサートも見たいのだけど、相当な行列なので時間のあるときにゆっくり楽しみたいと思います。

「藝祭2014」に行ってきました

昨日は、娘が高校の学園祭で軽音部のライブに出演するということで、朝イチで見に行き、娘の演奏を見届けてから、その足で東京藝術大学の「藝祭2014」に行ってきました。

藝大のキャンパスは上野恩賜公園に隣接した場所にあります。この辺りは歴史のある建築物も多くて、ゆったりとした時の流れを感じさせます。生い茂る緑と、噴水のある大広場などがあって、いつ来ても気持ちがよいです。こういう場所で学生時代を過ごすのは羨ましいですね。

というわけで、時間もあったので、じっくりと作品を見て回りました。さすが国内でも屈指の美術大学の作品とだけあって、どの作品も面白かった。作者の内なる表現・カタマリのような作品を見ると楽しい。一見すると、虚無的な表現の中にも、何かすごいエネルギーを感じる。作っている人の没入してる感が伝わるとわくわくします。そこがアートを感じる醍醐味というか。

本当は娘も連れて来たかったけど、学園祭と被ってしまっていたので、自分が撮影した写真を見せてあげようと思う。若い人が見るともっと刺激的なんだろうな。

来年また来ようと思います。