7月28日(土)、29日(日)とFUJIROCKに行ってきました。
台風12号が本州上陸するということで、フジロックに直撃する不安もありましたが、金曜日のニュースでは進路を大きく西に向けていくという予報を見て、腹をくくって出発です。ていうか雨風ぐらいではフジロックでは当たり前なのだ!(無理すんな)
というか、仕事の鬱憤をはらすのはライブしかないだろ的な。(みんなもそうだろ)
7月28日(土)
土曜日の朝、東京では少しずつ雨が強まっていましたが、新幹線で越後湯沢に近づくにつれ雨雲もなく晴れていました。いつものようにシャトルバスに乗り込み、会場に到着後は速攻でパエリアおじいいちゃんの店でパエリアとソーセージをたいらげて、サングリア&ピニャコラータでテンションを上げてから、会場を見て回ります。
まずはホワイトステージの「ESNE BELTZA」から。スペイン・バスク出身のお祭り系バンドです。暑苦しいおじさんたち(失礼!でも大好き)の熱唱、ときおりブブゼラでにぎやか。「モリガ!モリガ!パエリア!」最後はみんなで肩組んで熱唱みたいなかんじで楽しかったです。
そのあと、フィールド・オブ・ヘブンにて「RANCHO APARTE」というコロンビア出身のこれまたお祭り集団のライブへ。カルディ・コーヒーファームに行ったら店内で流れてそうなユルーい南アメリカのラテンな雰囲気。観客も楽しそうにゆらゆら踊りながら盛り上がってました。Youtubeで彼らの演奏みたけど、普通の人たちすぎて大好きになりました。
昼過ぎは天気も良くてかなり蒸し暑い中、フィールド・オブ・ヘブンからさらに奥の方へと向かいます。アンフェアーグラウンド見て回り、熱気ムンムンのテントの中で「The Pyratrix Circus」ショーを見たり。Cafe De Parisでアイスを食べて一休み。
そして、夕方はセカンド・アルバムが出たばかり、今回はフジロックで会えるのを楽しみにしていたD.A.Nに備えます。彼らも待望のレッドマーキーでのプレイということもあって、相当気合を入れて挑んでいたようですね。演奏開始するとレッドマーキーに洗練されたシャープな雰囲気が漂ってめちゃくちゃカッコよかったと思います。ただもう少し野外ライブ向けのアレンジがあっても良いかもしれない。(余計なことだけどもう少しMCあっても良いかも)完璧すぎるのが物足りない気がした。
グリーンステージのケンドリック・ラマーも気になってたけど、今日は一番の目当てであるMGMTがあるので、レッドマーキーに籠って待機。そのあと台風の影響で土砂降りになってきましたが、屋根つきステージにいて濡れることはありませんでした。
さて、MGMTですが、4年ぶりとあって開始前から楽しみが120%。ステージには観葉植物にギリシャ神殿風な柱とかが立ち並び、怪しい雰囲気が漂っています。周りの人たちも開演前から楽しそうに待機していて、このバンドに対する期待度の高さがうかがえます。(酔っぱらいの外人も多いけど!)
そして開演となり、アンドリュー&ベンとバンドのメンバーが入場するとひときわ大きな歓声。「Of Moons, Birds & Monsters」からスタート。その後もおなじみのキラーチューンの連続でbe happy。「Electric Feel」からの「Me And Michael」そして「Kids」という強力なコンボでノックダウン。MGMTのフジロックのセットリストはこちら。観客も盛り上がり方がしっかりわかっていて素晴らしいよね。アンドリューがエアロバイクに乗って歌ったり、グロ可愛くて意味不明だけどMGMTのライブでは大切な構成要素なVJとか。相変わらず無心で踊れる楽しいライブでした。
幸せな時間はあっという間に過ぎてしまったけど、ライブが終わったらあんなに激しく振っていた雨も上がっていて、観客もびっくりな展開。MGMT大満足。
そんなわけで、土曜日のフジロックは終了。会場で軽く夕飯を食べて、温泉に入ってくつろぐことにしました。
さて、ここでフジロックのプチお得情報ですが、ほとんどの店舗がsuica、楽天edyなどの電子マネーに対応していて食事などの買い物で財布や現金を出したりしまったりすることがなくなって便利すぎ。(iPhoneでピッってやるだけ)
さらに、ID、QuickPayに登録している人は苗場食堂付近にあるテントでモバイルバッテリーが2時間借りられます。これおすすめです。
29日(日)編に続く。