シガー・ロスの実験的なプロジェクト、アンビエント・プレイリスト「Liminal」がスタートしました。

シガーロスのアンビエント・プレイリスト・プロジェクト「Liminal」が公開されました。シガー・ロスや他アーティストの過去の楽曲や新しい曲が随時追加・更新されていくエンドレスなプロジェクトなんだそうな。「Route One」もそうだけど、シガーロスは音楽で実験的で面白いことするね!

GW家でリラックスしたい人向け音楽

GWはみなさんいかかがお過ごしでしょうか?私は連休前半に遠出は済ましていて、益子の陶芸市に行ってきました。なかなか良さげなカレー用の器を発見して購入しました。後半は家で片づけをしたり、散歩がてらに近所のカフェにいったりとのんびり過ごしています。

さて、そんなゆっくりとした休日におすすめのアルバムを2つ紹介します。一枚目はJon Hopkinsの5年ぶりのニューアルバム「Singularity」です。ゆったりと心地の良いエレクトロニック。当初はビジョンをもって進められていたアルバム制作ですが、いったん破棄して新たに直観的に作り直していったそうな。たしかにスピリチュアルなものを強く感じるかも。ちなみにm2の「Emerald Rush」はiOSのSpotifyで再生すると映像が見れて面白い。

そして2枚目はSigur Rósの「Route One」です。こちらは以前行われたアイスランドをドライブしながら24時間配信する企画で使用したBGMをアルバムにしたもの。あらためて、この動画を見ると、荒涼とした草原地帯や何もない海岸線ばかりでアイスランドって本当に何もない国なんだけど、そんな環境でもヨンシーのようなアーティストを何人も輩出しているわけで。いや、むしろ北欧こそ独創的な音楽が多いですね。人間の創造力ってすごいんだなと稚拙な表現ですが、あらためて思います。夜のBGMにおすすめの一枚です。

2017年を振り返りつつ、個人的ベスト10曲を決めてみた

クリスマスあたりからめっぽう寒くなりましたね。風邪ひいてる人が多いようなので皆さんもご用心くださいな。私は28日で仕事納めでした。昨日より、大掃除したり、買い出ししたり。今年一年を振り返って、仕事では新規開拓を担当したりしてかなり忙しかったけど、総じて充実していたような。それなりに結果を残せたので良かったと思います。来年はさらに頑張っていく所存。

音楽のライブはあまり行けなかったけれど、家族でCOLDPLAY行ったのは良き思い出。全員が曲を熟知しているので楽しかった。あとはSigur Rósですね。FUJI ROCKのときも素晴らしかったけどけど、ホールでの計算された舞台演出には恐れ入りました。そして今年最後に観に行ったJapanese Breakfastのライブがとても印象に残りました。ミシェルに元気もらった。さぁ、来年はどんなライブが待っているのか楽しみです!

さて、世の中では音楽メディアや音楽好きな人たちが今年のベストアルバムとか今年のベスト曲なんかを発表されています。みんな本当に様々なジャンルやアーティストを聴いていて関心しきり。そんな音楽クラスタの方がの中でもとくに評価が高かったのは「Slowdive」でしょうか。私は正直に名前しか知らなかったので(ブリットポップ世代なもので)初めて聞いたのですが、一気にファンになりました。

というわけで、最後になっちゃいましたが、自分の中での今年のベスト10曲をセレクトしてみました。

https://itunes.apple.com/jp/playlist/2017-my-best/pl.u-qpRlaF3A7Jl

意外と普通な選曲でしたね(汗)でも、ノリが良いので許し下さい。私はみんなのおすすめ曲を聴きながら年を越したいと思います。今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!よいお年を。

シガー・ロスのライブが最高でした

タイトルの通り、有楽町の国際フォーラムで開催されたシガー・ロスの単独公演の2日目に行って参りました!

フジロックでのライブも凄かったですが、今回はホールということで、音響も期待していましたが、本当に良かった。轟音と静寂と、そして光。すべての演出が緻密に計算されていて、まるで演劇を観ているかのようでした。

ヨンスの神秘的な歌声に包まれて、次は何が起きるのか、誰しもが緊張しながら見ていたけど、曲の終わりの盛大な拍手で現実世界に引き戻されるのでした。一部目は幻想的、二部目は荘厳な印象だったのかなと思います。コンサートの最後すべての観客がスタンディングオベーション。鳴りやまぬ拍手にアンコールこそはなかったものの、バンドのメンバーは戻ってきて挨拶してくれました。いやぁ、良かった。とても感動的な夜になった。

翌朝、日常生活に引き戻されたけど、いつもの光景がなんか眩しかった。

フジロック2016(7/22)

7/22(金)オンリーですがフジロック行ってきました。今回の目当てはJames Blake、Sigur Rós、Disclosureです。会場までは東京駅から上越新幹線で。駅弁とビールでテンションを上げて出発。越後湯沢の天気は晴れ。週間予報によると3日間とも晴れということで最近のフジロックは天気に恵まれているようです。

今年は20周年だからなのか、レッチリとベビメタのせいなのかわかりませんが、とにかく人が多かった。物販も屋台もトイレも行列がすごいのなんの。というわけで一日なんでフルにライブ楽しむ予定です。まずはグリーンステージのトップバッターのBoredomes(ボアダムス)です。即興、ノイズ、実験的なライブパフォーマンスが圧倒的でした。

途中でホワイトステージへ向かい、LA GOSSA SORDAのライブへ。なんと彼らの活動の最後のステージがフジロックとのこと。メンバーも思い入れたっぷりにノリノリの楽しいライブでした。モッシュで砂埃が舞い上がり本当のホワイトステージになってしました。足元が泥々よりはマシだけどね!

昼は美味しいパエリアとサングリアと食べてからBiffy Clyro(ビッフィ・クライロ)のライブへ。上半身のタトゥーが迫力のある彼らですが轟音やシャウトだけでなく、メロディアスな曲や美しいコーラスも魅力的。

続いてはポスト・アデルと注目されている19歳のSSW、Låpsley (ラスプリー)のライブへレッドマーキーへ。すでに会場は人で溢れかえってました。彼女の力強く美しい歌声とメロディーラインにうっとりしている女子が多かったです。

それからグリーンへ戻ってJake Bugg。暑かったので木陰に退避してゆっくりと椅子に座って鑑賞しました。鼻にかかった独特の彼の声質はTom Odellにも似ていると思う。すでに大物感が漂う迫力のライブでした。才能あふれる彼の今後に期待しています。

再びレッドマーキーへ移動してCourtney Barnettのライブを見る。オーストラリア出身の彼女は2015年デビューとのこと。グランジな曲とルックスとのギャップがいいですね!

次はお待ちかねJames Blakeのライブ。やはり大物だけあって人の集まりも早い。ライブが始まり、ルコックのトレーナーというラフなスタイルでジェイムスが登場。デビューアルバムから聴いているけど、どんどん扱う音も音楽の幅も広くなって進化している気がする。彼の美しいソウルフルな歌声とソリッドなサウンドに会場は圧倒されていたと思う。

そのあと、Flight Facilityは少しだけ見て、夕飯を食べながらSIgur Rósのライブまで待機。少しだけ肌寒くなったので上着を着る。

いよいよSIgur Rósのライブ開幕。ステージに神秘的な映像が投影される。ブラインドのような幕があって、裏側にいるメンバーが隙間から見えるような感じ。先日の六本木のMOGWAIのライブみたいだったら残念かなと思いながらも音楽の盛り上がりに合わせて幕が開くと会場は大歓声に包まれた。この瞬間、全身の鳥肌が立った。その後も圧倒的な音楽が続く。美しいメロディと轟音とに包まれた多幸感がヤバイです。映像演出も素晴らしくて、ここ最近の中では一番美しい幻想的なものでした。

そして、ラストはDisclosureです。グリーンから急いでホワイトに移動。すでにエリア一帯が大混雑です。Disclosureの最近の人気は凄いですね!なんとか人をかき分けて前の方へ。海外フェスのようにヴォーカリストのゲスト出演がないのが残念ですが、それでも彼らのライブパフォーマンスは最高。ダンスフロアーと化したホワイトステージが熱気に包まれてムンムン。A Fire Starts To Burnmとか脳汁出ますよね。ステージの演出も海外フェスでも見ないような新しいものになってたように思います。最高でした!

というわけで私のフジロックの一日は終了しました。トータル25,000ぐらい歩いたかな。そのあと、越後湯沢で温泉入ってバタンキューでした。疲れたけど本当に楽しかった。残念なのはDisclosureのTシャツが買えなかったこと!