白い筒状の「しょうゆさし」で有名な陶磁器デザイナーの森正洋氏が11月12日お亡くなりになったそうです。陶磁器デザインの先駆者として半世紀に渡って活躍してこられた森正洋氏のご冥福をお祈りいたします。
まだまだお元気だと思っていたのに残念です…。何年か前に読んだ「CasaBRUTUS」にインタビューが載っていて、国外のデザイナーが森氏のアトリエを訪れてはデザインについていろいろと語り合うみたいな記事だったんですけど、孫のような世代のデザイナーともきちんとデザインでコミュニケーションしている姿に関心した記憶があります。
森正洋氏のプロダクトの特長は単にモダンというだけではなく、機能性を一番に考えられているところなんですよね。シンプルでいて使いやすい。まさしく機能美という言葉がふさわしいです。柳宗理とともに日本を代表するプロダクトデザイナーであることは間違いないです。