Apple TVで突如映画が消える?
以前から観ようと思っていた「ブラックホークダウン」がApple TVのインデックスからいつの間にか消えていました・・・。どうやらApple TVの映画は版権絡みで突如削除されてしまうことがあるようですね。(トランスフォーマーもなくなった)仕方がないのであきらめようと思っていたら、最近話題になっていた「Hulu」が一ヶ月間無料で利用できることを思い出したので早速登録してみました。
Huluの登録は簡単!
登録はメールアドレスと氏名とクレジットカードを登録するだけ。無料期間中にサービスをキャンセルすれば無料期間終了後に請求されることはないそうです。Huluでは全ての映画がパソコン・テレビ・ブルーレイレコーダー・テレビゲーム機・iPad・iPhone・スマートフォンなどで視聴出来ます。
さぁ視聴開始!しかし・・・?
自分はiMac 27インチで視聴しました。最初、綺麗な画質で見たいと思ってフルスクリーンで画質設定を720pにして視聴を開始したら、すごく読み込みに時間がかかって再生が進みませんでした。(Apple TVのHDでは起こらない)これはいじらないほうが良いみたい。自動設定にしたらだいぶマシになりました。
ブラックホークダウン感想
映画は1993年にソマリアのモガディシオで実際に起った米軍とソマリア・アイディード将軍派の民兵との戦闘を描いています。
PKO部隊に対して戦線布告をしたアイディード将軍の副官たちを拘束するだけの、30分で終わるはずの作戦が、映画のタイトルにもなっている米軍の戦闘ヘリ「ブラックホーク」が撃墜されたことにより一変します。墜落したヘリの乗員の救助にむかうレンジャー部隊と、ヘリに殺到するソマリアの民兵たちの激しい戦闘。ついに15時間以上にわたる市街戦へと突入。迫り来る民兵を相手に必死に負傷者を守りぬく兵士たち。果たして救援部隊は間に合うのか・・・?
と、こんな感じの映画なのですが、激しい戦闘シーンの連続なので見終わったらちょっと疲れてしまうかも。でも、よくある戦争映画のように誇張されたヒロイズムがなく、あくまでも実際の戦闘を重視したドキュメンタリーのように描かれていました。淡々と描かれている感じです。その中で、ヘリの負傷者を守るために、数百人もの民兵がいるまっただ中に降り立って勇猛果敢に戦った二人の狙撃手がすごかったですけどね。これが驚きの真実の出来事。
結果としてアメリカはこの作戦失敗で多くの兵士を失うことになりました。そして、世論のあおりをうけて、ソマリアから撤退することになるわけですが、超大国が内戦に介入しても紛争は解決できない事実。いやむしろ泥沼化させてしまったかもしれないという事実。映画ではその辺については全く触れられていないのですが、戦争の背景や結果をもっと描くべきだと私は思いました。
Huluはどうなの?
実際のところ映画の登録なんかは少なくて、まだまだこれからといった感じなんですが、TVドラマの充実ぶりはスゴイですよ。「24」「LOST」「HEROS」「CSI:」をはじめとした人気ドラマの全シーズンが字幕付きで見られるなんてドラマ好きにはたまらないと思います。ストリーミングの速度はもうちょっと安定してほしかったけど、あとはうちのテレビでも見れるようになるといいなぁ。
そんなわけで、無料期間中はガンガン視聴してみようと思います。