映画「1917 命をかけた伝令」を見てきました(ネタばれあり)

映画の全編をワンカットに見えるように・・・という、挑戦的な映像制作に挑んだサム・メンデス監督作品の映画「1917 命をかけた伝令」を見てきました!

以下ネタバレありますのでご注意ください。

第一次世界大戦の塹壕戦が本当にすごいです。弾に当たらないように掘って掘って前線を前に進め、合図とともに飛び出して相手の陣地へ目がけて銃剣で突撃するという。まさに陣取り合戦。

生身の人間同士の戦いって感じですが、近代的な兵器が登場したのはこの第一次世界大戦なんですよね。戦車や飛行機なんかが登場し活躍しました。劇中でも複葉機のドッグファイトが見られましたが、ミサイルとかないからほんとに生々しい、どつきあいのボクシングのような!

映像で見るとそんなに古く感じないかもですが、この戦いが約100年前なんですね。そして筆者も最近知って驚いたのが、侍がいた江戸時代が終わってまだ150年あまりなんですね。さらに驚いたのがファミコンが37年前でプレステ2ですら20年も前でなんですって。人類の進化の歴史すごいと思ったのでした。ここ10年くらい加速しすぎ。

と、脱線しそうなので、映画に話を戻しますが、この作品の話題となったワンシーン・ワンカット映像ですが、緻密に計算された動線の設計により、全編がワンカットに見えるようになっていて、最後まで緊張感が途切れることなく没入できました。今までもワンシーン・ワンカットの映像作品は数多くありますが、屋外ロケ、広大な戦場を舞台にそれをやってのけるのは至難の業だと思います。

クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」も面白かったですよね。あちらは複数の人物の時間軸を同時に進行させる革新的な映画。こちらは一つのタイムラインで繰り広げられる物語。それでここまでのドラマを作り上げるのは脱帽です。

本当に面白い映画でした。終わったら疲れがどっと出ます(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA