ザ・クローン・ウォーズ観ました!

土曜日にザ・クローン・ウォーズ見てきました。全編カートゥーン風味の3DCGではありますが人物描写、戦闘シーンなど今までのスターウォーズとはかなり雰囲気が違いました。

今回、アナキンのパダワンとして初登場したアソーカ(シャクティと同じ種族)は少し前のアナキンのように反抗的で生意気な少女。師匠のアナキンのことをスカピョン(吹き替え版で)と呼ぶ始末。でも、戦闘能力は高そう。このあとの続編(?)でどれだけ活躍するのか楽しみです。でもオーダー66で死んじゃうんだろうなぁ;;

クローン・ウォーズというだけあって全体的にクローン・トルーパーにかなり焦点があてられた内容となっています。戦闘シーンはほとんど戦争映画のよう。クローンの個性が描かれているあたり興味深かったです。

コマンダーレックスが最高!

崖の上のポニョ観ました!

宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」を見てきました

CGをやめ、全て手書きのアニメーションにこだわった本作品子供向けの作品だと思っていましたがなかなか楽しかったです。

映画のストーリーだなんだという難しいことは抜きにして純真な5歳の子供の気持ちになって楽しめた感じがします。手書きアニメーションにこだわったということですが、1枚1枚描いた線の微妙なぶれだとかそんな細かいことではなく単純に2Dアニメーションの良さを再認識させてくれました。

【関連リンク】

崖の上のポニョ公式サイト:http://www.ghibli.jp/ponyo/

インディ・ジョーンズ観ました!

本日、インディ・ジョーンズの新作を見て来ました。
子供映画でない映画を映画館で見るのは久々(笑)続きを読むでネタバレあり。

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硫黄島からの手紙

土曜日に「硫黄島からの手紙」を見てきました。

「父親たちの星条旗」と同様に淡々と戦争が描かれてますが、まったく違った雰囲気の映画となっていました。日本人のキャスト、台詞も全て日本語なので当然といえばそうなのですが、やはり日本側には勝機のない悲壮感みたいなものがにじみ出ていたからだと思います。

硫黄島の戦いでは日本の守備隊2万人以上が命を失ったそうですが、当時は故郷に手紙などを出すにしても何処の戦地で戦っているかは教えられないそうで、故郷に残された家族も戦死してはじめて硫黄島にいたことを知るといったことも多かったそうです。そして、今でも硫黄島には1万3千人の遺体が眠っているとのこと。熾烈な状況の中で兵士たち一人一人が何を想い、戦い、散っていったのかを想像すると胸が苦しくなります。

現在の安泰な世の中が、すべて戦争で命を落とした人たちの犠牲の上に成り立っているとは言い切れないけど、その事実を、その存在を決して忘れてはいけないと思いました。

それにしても二宮和也くんの演技が良かったです。
彼にアカデミー賞助演男優賞取ってもらいたいと本気で思った。

父親たちの星条旗

クリント・イーストウッド監督「父親たちの星条旗」を見てきました。

この映画は太平洋戦争末期にアメリカ軍と日本軍が死闘を繰り広げ、日本軍20,129名、アメリカ軍6,821名の戦死者を出した激戦地である硫黄島の戦闘を題材にしたノンフィクション作品で、アメリカ側の視点で製作した「父親たちの星条旗」と日本側からの視点の「硫黄島からの手紙」の2部構成となっています。

日本の領土である硫黄島に星条旗を掲揚した兵士たちの写真はたちまちニュースとなり、生き残っていた3人が本国に呼び戻されるわけですが、自分たちの意思とは無関係に英雄としてマスメディアに取りあげられ、アメリカの戦費調達の宣伝を担当させられて戸惑い、苦悩します。

帰国した3人の中の一人で衛生下士官「ドク」の息子が原作者のジェイムズ・ブラッドリーなのですが、父親が生前、家族たちに一切語らなかった戦争体験を当時の関係者にインタビューしながらたどっていきます。今までの戦争映画は戦争自体をドラマ化してしまうものが多かったですが、この作品は回想シーンとして淡々と描き、観た人がいろいろと考える余地を与えているように思いました。無理矢理に感動を詰め込むようなことをしなかったのは、クリント・イーストウッドがこの作品を出来るだけ当時のありのままで伝えたいと考えたからではないかと思います。そして、それこそが硫黄島で戦って死んで行った若者たちへのトリビュートなんだと思いました。

この映画の上映後に12月9日より公開される「硫黄島からの手紙」の予告編が上映されたのですが、父親たちの星条旗では姿の見えない恐ろしい敵として描かれていた日本人も、家族や故郷を想う普通の人間として描かれているようです。両方の映画を見て、戦争の不条理というものがより一層伝わるのでしょうね。是非見に行きたいと思います。

ユナイテッド93

今日は日比谷で「ユナイテッド93」を見てきました。

この作品は9.11でハイジャックされた航空機4機のうち1機だけ目標に到達しなかったユナイテッド93便の機内の様子を、当時のボイスレコーダーや乗客の携帯電話からの通話などを元に構成したフィクション作品ですが、手持ちカメラによる映像と、過剰な演出やBGMを抑え、ハイジャックされた機内の様子が淡々と描かれていて、自分もその場にいるかのような緊迫感がありました。

飛行機が無事に着陸するこがないと知った絶望的な状況の中、テロリストに立ち向かう人たち、ただひたすら恐怖におびえる人、家族に電話で別れを告げる人…。さまざまな人々の様子が描かれています。この物語の結末がわかっているだけに見ているだけで切なくなりました。そしてテロの実行犯たちも完全な悪として描かれているのではなく、彼らも普通の若者であって、ためらいを見せるような描写や、墜落の瞬間までひたすら神に祈り続けている様子などが描かれていて、いろいろと考えさせられてしまいました。

そして、上映終了後に画面が暗くなる瞬間の「静寂」がこの映画の全てを物語っているような気がしました。映画の内容は真実とは異なるかもしれませんし、絶賛するような内容でもないとも思いますが、とにかく多くの人に見てもらいたいと思った作品です。

カーズを観ました!

ピクサーの最新作「カーズ」を見てきました。車が主役ということで、表現やストーリーは単調なのかな?と思っていたのですが、そんなことは全然ありませんでした。もうね、予想を遥かに超えた面白さです。

以下ネタバレにつきご注意。

いや〜すごいのなんのって…。だって冒頭のレースシーンから気合い入りまくりなんですもの。レースカーや観客も全て車という以外、まるで本物のレースを観ているような迫力ある描写の連続に否が応でも引き込まれます。夢中になりすぎてリンゴマークの入ったレーシングカーは発見出来ませんでした…(´Д`;)

もちろんCG映像だけでなく、ストーリー、脚本、アクターの車たちの演技も最高。さすがジョン・ラセターが監督・脚本を手がけるだけあります。とくに脇役の車たちが魅力たっぷり。よくもここまで車に性格付け出来るものだなぁと感心しました。車といっても単に窓に目が付いているだけでなく、体をくねらせたり、くしゃみをしたり、実にさまざまな表情を見せてくれるのです。(ぼくはフィアット500のルイジが好きです)

途中でだれる事も無く、あっという間の2時間。
本当に「ピクサーってスゴいわ!!」と思わせる内容でした。

レースのド迫力が伝わるので映画館で見てほしいかも。

PS.この映画の脚本をラセターと共同で手がけてたジョー・ランフト(ピクサー作品の声優としても活躍)は2005年に自動車事故で亡くなってしまったのですが映画のクレジットロールでも特別な賛辞が贈られていました。

[関連リンク]
ディズニー:カーズ

Appleの隠れキャラ

マクによると、FreeMacBlogのブライアンという人が、ピクサーの長編アニメーション「カーズ」の中にAppleの隠れキャラを発見したそうです。場面はオープニングレースのワンシーンでAppleのリンゴマークと84のナンバーをつけた車が登場するとのこと。

画像を見ると確かに白いレースカーのボンネットに黒の林檎マークと「1984」を連想させる84のナンバーが…。

Appleファンとしてはうれしい一コマですよね〜。
自分も劇場で探してみようっと!!

最近ではMr.インクレディブルにもApple隠れキャラが登場していたそうです。MacOSでは絶滅したイースタ−エッグですが、これからはピクサー映画のなかで見つけることができそうですね。

「カーズ」の公開は7月1日(土)から。