世界侵略:ロサンゼルス決戦

年末にApple TVで「世界侵略:ロサンゼルス決戦」を見ました。

イラク完全撤退中のアメリカ。やはり、戦争によって疲弊した経済を立て直すことが最重要なのでしょうか?この映画はそんなアメリカの複雑な状況が見え隠れしているような気がします。海外派兵には消極的ですが、それでも愛国心はしっかり宣伝しようという作戦です。そこで、今までプロパガンダのように映画の中で敵国としてきた国々ではなく、「地球外生命体」を相手にしてアメリカ海兵隊が戦います。

映画はプライベートライアンとフルメタルジャケットを足したような感じ。1小隊にフォーカスして宇宙人に侵略されたロサンゼルスでドンパチします。それにしても、この映画に出てくるエイリアンは昨今の宇宙人の中では、かなり打たれ弱い(映画の中では硬いが・・・)部類だと思います。自動小銃の弾が通用してしまうのです。なんか、「正体不明の敵だって、探せばどこかに弱点あるんだぜ!」みたいに勢いでやっつけてるところがあります。

良くも悪くも「撤退ノー!海兵隊は不屈だぜウィアー!!」というだけの映画なのですが、それなりに楽しめました。

2011年8月12日、海沿いにある世界各地の大都市付近に流星群が降り注いだ。やがて海の中から何者かが現れ、人類に攻撃を開始する。そのころロサンゼルスのサンタモニカ空港の前線基地に、若い少尉・マルチネス率いる小隊が到着。除隊間近のナンツ2等軍曹も配属された小隊は、取り残された民間人救出の命を受ける。タイムリミットは3時間。その後は空爆が行われるのだ。破壊された市街地で、彼らは未知の敵に遭遇した

あなたの2時間を私に下さい #5movie

#RyoAnnaBlogさんが「あなたの2時間を私に下さい #5movie」という企画をされていたので参加してみたいと思います。

グラン・ブルー

20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
発売日:2001-07-18

あまりに名作。リュック・ベッソンの代表作。敢えて私が推さなくても良いと思ったのですが、大好きな作品なので。ダイビングに人生を捧げる男二人の爽やかな友情と、海にしか眼中にない男を愛してしまった女性の心の葛藤を描いた物語。ジャックとエンゾがパーティの夜、泥酔状態なのに、スーツのままプールで素潜りの競争をするシーンが大好きです。

グリーンカード

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2004-05-21

アメリカの永住権を得るために偽装結婚をした男女の話。お互いに目的を達成すればもう二度と会うこともないはずだったのに、審査により夫婦が面接をする事態に・・・。見た目もライフスタイルも不釣り合いな二人が互いに惹かれていく過程がとても素敵な映画です。不器用な音楽家を演じる3枚目俳優ジェラール・ドパルデューと、知的な微笑が素敵なアンディ・マクダウェルが出演しています。Hans Zimmerの「Cafe Afrika」というアフリカンな曲が印象的でした。

エリザベスタウン

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
発売日:2006-04-21

海外出張のフライトの中でたまたま観た映画。じつはキャメロン・クロウ監督、オーランド・ブルーム主演という。予想外にストーリーもエンディングもすごく良かったと思います。挫折、失恋、喪失感を乗り越えていく主人公を支えるのは、今まで知らなかった人々との出会い。大げさでなく、人とのつながりって素晴らしいなぁとしみじみと思える映画。キルスティン・ダンストの演じるCAの女の子が可愛いかった。

ゴッドファーザー

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
発売日:2008-10-03

フランシス・フォード・コッポラの代表作品。マフィアと呼ばれるイタリア系アメリカ人一族の壮大な物語です。シリーズ三部作なのでお正月に見るのにおすすめです。アル・パチーノ演じるマイケルが組織を守るなか、大切な家族を失っていく悲哀が描かれています。コーサ・ノストラの特殊な世界、移民問題や、バチカンなど社会的な部分も描かれています。

JFK

ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2000-08-25

すみません、2時間では終わらない3時間の作品です。オリバー・ストーン監督作品。ケネディ大統領の暗殺事件の捜査を担当する地方検事ジム・ギャリソンの孤独な戦いを描いた作品。検事役のケビン・コスナーが格好良いです。アクションとか少ないので、油断していると寝てしまうかもしれませんが、暗殺の状況などを映像化したドキュメンタリーのような濃い内容と、事件の真相を見ている側に想像させる面白さにどんどん惹きつけられます。

スーパーエイト観ました!

iTunesでレンタル開始していた「スーパーエイト」を観ました!

この映画は明らかに「ET」や「未知との遭遇」といった作品へのトリビュートではありますが、そこに「スタンド・バイ・ミー」や「IT」のような少年時代のひと夏の冒険という要素を加えた良作です。主人公の少年たちが、自主映画を製作(何故かゾンビ映画!)しているのだけど、作品のストーリーの本筋よりもそちらのほうが個人的には面白いと思ってしまった(笑)

J・J・エイブラムスが監督・脚本ということで、なかなか楽しく仕上がっていたように思います。スピルバーグ的なエンディングではありましたが、予想していたよりずっと面白かったです!

1979年の夏。オハイオの小さな町で保安官の父と暮らす少年ジョー(ジョエル・コートニー)は、ある夜、仲間たち5人と家を抜け出し、8ミリ映画の撮影に出かける。だが、その撮影中に偶然、米軍の貨物列車の大事故に遭遇。アメリカが絶対に秘密にしなければいけない、“何か”を撮影してしまう。それは実は、アメリカ政府の指示によって秘密軍事施設“エリア51”から“何か”を輸送する途中だったのだ。少年たちが事故現場に落とした8ミリフィルムの空き箱を発見した米軍は、極秘情報が何者かに目撃されたと判断して町中の捜索を開始する。やがて、町では不可解な出来事が連続して発生。犬たちが一斉に消え、9人が行方不明……。さらに、事故現場から持ち帰った白い謎のキューブが不思議な動きを始め、全てを目撃した少年たちは、真実を探しに行くことを決断する……。

Huluで映画鑑賞:ブラックホークダウン

Apple TVで突如映画が消える?

以前から観ようと思っていた「ブラックホークダウン」がApple TVのインデックスからいつの間にか消えていました・・・。どうやらApple TVの映画は版権絡みで突如削除されてしまうことがあるようですね。(トランスフォーマーもなくなった)仕方がないのであきらめようと思っていたら、最近話題になっていた「Hulu」が一ヶ月間無料で利用できることを思い出したので早速登録してみました。

Huluの登録は簡単!

登録はメールアドレスと氏名とクレジットカードを登録するだけ。無料期間中にサービスをキャンセルすれば無料期間終了後に請求されることはないそうです。Huluでは全ての映画がパソコン・テレビ・ブルーレイレコーダー・テレビゲーム機・iPad・iPhone・スマートフォンなどで視聴出来ます。

さぁ視聴開始!しかし・・・?

自分はiMac 27インチで視聴しました。最初、綺麗な画質で見たいと思ってフルスクリーンで画質設定を720pにして視聴を開始したら、すごく読み込みに時間がかかって再生が進みませんでした。(Apple TVのHDでは起こらない)これはいじらないほうが良いみたい。自動設定にしたらだいぶマシになりました。

ブラックホークダウン感想

映画は1993年にソマリアのモガディシオで実際に起った米軍とソマリア・アイディード将軍派の民兵との戦闘を描いています。

PKO部隊に対して戦線布告をしたアイディード将軍の副官たちを拘束するだけの、30分で終わるはずの作戦が、映画のタイトルにもなっている米軍の戦闘ヘリ「ブラックホーク」が撃墜されたことにより一変します。墜落したヘリの乗員の救助にむかうレンジャー部隊と、ヘリに殺到するソマリアの民兵たちの激しい戦闘。ついに15時間以上にわたる市街戦へと突入。迫り来る民兵を相手に必死に負傷者を守りぬく兵士たち。果たして救援部隊は間に合うのか・・・?

と、こんな感じの映画なのですが、激しい戦闘シーンの連続なので見終わったらちょっと疲れてしまうかも。でも、よくある戦争映画のように誇張されたヒロイズムがなく、あくまでも実際の戦闘を重視したドキュメンタリーのように描かれていました。淡々と描かれている感じです。その中で、ヘリの負傷者を守るために、数百人もの民兵がいるまっただ中に降り立って勇猛果敢に戦った二人の狙撃手がすごかったですけどね。これが驚きの真実の出来事。

結果としてアメリカはこの作戦失敗で多くの兵士を失うことになりました。そして、世論のあおりをうけて、ソマリアから撤退することになるわけですが、超大国が内戦に介入しても紛争は解決できない事実。いやむしろ泥沼化させてしまったかもしれないという事実。映画ではその辺については全く触れられていないのですが、戦争の背景や結果をもっと描くべきだと私は思いました。

Huluはどうなの?

実際のところ映画の登録なんかは少なくて、まだまだこれからといった感じなんですが、TVドラマの充実ぶりはスゴイですよ。「24」「LOST」「HEROS」「CSI:」をはじめとした人気ドラマの全シーズンが字幕付きで見られるなんてドラマ好きにはたまらないと思います。ストリーミングの速度はもうちょっと安定してほしかったけど、あとはうちのテレビでも見れるようになるといいなぁ。

そんなわけで、無料期間中はガンガン視聴してみようと思います。

Apple TVでX-MEN:ファーストジェネレーション観ました

今日はApple TVで朝イチから映画鑑賞。「X-MEN:ファーストジェネレーション」を見ました。本当は昨晩見る予定だったのですが、テレビの「ゴールデンスランバー」を見入ってしまいました(コレが意外に面白かった!)

自分はX-MENシリーズは、というよりマーベルコミック系は普段はあまり見ませんが、以前に金曜ロードショー(だと思う)でやっていたX-MENが面白かったので、その前日譚たるこの作品がずっと気になっていました。(予告編でみたプロフェッサーXが髪の毛フサフサで驚き)

本作品は、なぜX-MENが結成されたのか?また、ミュータントたちのネーミングの由来や、本作品の主要人物であるマグニートが人間不信となってしまった背景などが描かれていて、見始めたらグイグイと引き込まれてくこと間違いないです。親友だったプロフェッサーXとマグニートが最後に袂を分かつところなどは必見です。

そんなわけで、X-MENシリーズを詳しく知らない自分でしたが、それなりに楽しめました。が、それと同時にいろいろな疑問も生まれてきましたけどね・・・。なぜウルヴァリンが若いのか?とか、ミスティーク以外のミュータントはどうなったのかetc・・・また機会があれば他の作品も見てみたいと思います。

カーズ2

「カーズ2」見てきました!ピクサー映画なので贔屓目ですがとても面白かったですよ。本編の前のショートムービーは、なんと「トイ・ストーリー」。あのケンとバービーの心温まるラブストーリーに注目です。

さて、映画のストーリーですが、前作はカーレースに絡めたヒューマン(車)ドラマという、意外な感じが面白かったですが、今回はスパイ映画(ちょっとナイトアンドデイっぽい)+カーレースというスリリングな展開で最後まで手に汗握る感じ。

物語の主人公はもちろんマックイーンですが、もうひとり相棒のメーターも大活躍します。メーターってスター・ウォーズでいうところのジャー・ジャー・ビンクスのような感じですよね。騒がしくて、もう少し、落ち着いて欲しい(汗)と思って観ていました。だけど、この設定がしっかりと物語を作っていくのだから不思議。最後にはしっかりと感動させてくれます。

ストーリーの練りこみも毎度の事ながら素晴らしく、ピクサー映画の完成度の高さを物語っています。でも、今回はちょっと内容詰め込みすぎた気がする。とくに舞台を3カ国も移動するものだから、目まぐるしさを感じずにはいられませんでした。

Perfumeの曲が挿入歌&エンドロールに使われていて、ちょっと嬉しかったり。

「パイレーツ・オブ・カリビアン – 生命の泉」観ました!

パイレーツ・オブ・カリビアン – 生命の泉を見てきました。

最初に一言だけ言わせていただくと、「3D映画は本当に必要か?」ということ。近所のシネコンでは3D字幕、3D吹替版、字幕版と公開されているので、好きなタイプで観れば良いのですが、ノーマルの字幕版は一日2回しかやらないので、ちょっと、それはどうなのかなぁと思うのです。3D版を否定するわけではなく、私は目が疲れるので普通の字幕版で十分なのです。せめて字幕版を今までと同じような扱いにしてほしいです。

いきなり愚痴らせていただいてすみませんでしたm(_ _)m

さて、肝心の映画の感想ですが・・・。監督も代わり、今までのメインキャラクターであったオーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイの二人が出演しない(自分が好きな二人!)ということで絶望的に不安感があったのですが、新たな出演者であるペネロペ・クルスや黒ひげのイアン・マクシェーンらが存在感たっぷりに演じていて、その不安は払拭されました。特にジェフリー・ラッシュ演じるキャプテン・バルボッサが最高でした!これぞ海賊と呼ぶにふさわしいですね。「いくぞカスども!」と怒声がよくお似合いで。ああいう男がカッコイイよなぁ。

そんなわけで本作はかなり楽しめますよということなんですね。

シリーズ映画って、登場キャラや伏線が多くなって、収束出来ずに・・・という感じになりがちですが、今作は一度それらをリセットして、シンプルでオーソドックスな海賊映画に帰結させたという意味では良かったのかなと思います。

今さらですが、ナイト&デイ

最近、Apple TVで映画三昧です。つい先日はトム・クルーズ主演の「ナイト&デイ」を見ました。

公開当時にTVCMをやっていたときは、トムもキャメロン・ディアスも人気に陰りが見えてきているように感じていたし、宇宙戦争などの印象もあって、進んで見てみたいと思わなかったのですが、Apple TVのレビューでかなり評価が高かったのと、予告編のプレビューがかなり面白そうだったのレンタルして見たところ、いやいやいや、この映画は全盛期のトム・クルーズの魅力満載の痛快な映画でした!

とにかく、トム・クルーズの笑顔が殺人的に爽やかなのですが、さすがスタントマンを使わない主義の俳優、アクションもしっかりと魅せてくれました。プロットも案外と予想できそうな始まりだったのですが、直後の飛行機のシーンからあり得ないだろうの!?の連続で、その後のトムの荒唐無稽な言動は、さながら「ソファー事件」を彷彿とさせる怪しさ全開で楽しめました。

最初はうるさいおばさんだとおもっていたキャメロン・ディアスも途中の水着のシーンあたりから彼女の魅力が溢れてきましたよ(笑)彼女はワイルドでキュートな感じがよく似合うのです。そんな彼女も最後はトム・クルーズをサポートするまでに成長、ほとんど誘拐に近い形でトムを連れ去るあたり、拍手ものでした!

そんなわけで、時間があれば是非、一度見て欲しい映画です!!

ウォール・ストリート感想

映画「ウォール・ストリート」見てきました!

冒頭でゴードン・ゲッコーが、刑務所から出所するときに渡される携帯電話が時代の流れを感じさせた。マイケル・ダグラスは病気を患っていたので少し痩せた感があったけど、ものすごい存在感で、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガンらが圧倒されていたと思う。

大手投資銀行の破綻やサブプライムローン問題といったアメリカの近年の経済危機が物語の背景として描かれていて、FRBでのやりとりなど、アメリカの金融業界の側面を垣間見れて面白かったけど、物語の随所に出てくるCGがリアル感を損ない、興ざめしてしまいます。説明的な演出は全く必要ないと思います。

そして、オリバー・ストーン監督ということで、もう少しヘッジファンドのきな臭い部分とか、人間のドロドロとした部分を描くのかと思ったけど、意外とあっさりとしていて、トレンディドラマのようなストーリー展開、エンディングも大団円でした。映画としては面白いのだけど、波乱な物語を期待していた自分としてはいささか消化不足な内容です。

オリバー・ストーン監督&マイケル・ダグラス主演による名作「ウォール街」の23年ぶりの続編。前作の最後に逮捕され収監されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコー(ダグラス)が長い刑期を終えてニューヨークに帰ってきた。疎遠になっていた娘ウィニーとの関係修復にとりかかるゲッコーだったが、ウィニーは強欲な犯罪者の父親を毛嫌いしていた。そんな中、ゲッコーはウィニーの婚約者でウォール街で一旗揚げようとしている野心家の青年ジェイコブと出会う(映画.com

ソーシャル・ネットワーク観ました!

ソーシャル・ネットワークを見てきました。

今や世界中で利用され、6億人のユーザーを獲得したとされる最大のSNS(ソーシャル・ネットワーク)である「facebook」の創業時の様子を描いた映画ですが、ハーバード大学を舞台として、マーク・ザッカーバーグが起業するまでの経緯や、学内の雰囲気、伝統的なソーシャルクラブの様子などがよくわかり面白いです。

とくにマークが伝説的起業家であるショーン・パーカーと出会い、会社がドラスティックに変化して規模を大きくしていくところ、共同創設者であるエドゥアルドとの決別するまでの展開がアツイです。ハリウッド的になりすぎているとは当人たちは口をそろえていっていますが、かなりドラマチックな内容なので、ハイテク嫌いな人でも楽しめると思います。

日本での利用はまだ180万人と少ないのですがこの映画の公開を機にユーザーも増えるかもしれないですね!